常盤ダム
重力式コンクリートダム
木曽川水系王滝川 長野県木曽郡木曽町
訪問日 2022/6/18、2023/4/1
[2023/4/1]
河原から下流面を見るということを最初にしたのが、この常盤ダムでした。前回訪問では、河原に下りただけで満足してしまいましたが、やはりもっと近くから見たいと思うようになってきていました。前回下りたあたりから、上流へ歩きます。ギリギリ近づいて撮った写真がこちら。
望遠での撮影とはやはり印象が変わってきます。天端を横から見た写真が多く、小さいダムというイメージが強かったのですが、下流面を間近で見ると大きさを感じることが出来ます。望遠で撮った写真は、手前にある石の大きさとの比較で堤体を小さく感じてしまうのですね。
河川維持放流とNo.1ゲートのあたり スケール感があります 河原を歩いた甲斐がありました。
[2022/6/18]
私のダムめぐりの中で、気付きを得られたダムでありました。下調べで、Googleマップ、ストリートビューを何度も見ましたが、近くに駐車できそうなところがなく、撮影ポイントもあまりないように思え、訪れるのに躊躇しておりました。せめて河原に降りて下流面正面を見たいものだと思っていました。
あるときDammapsに地理院地図で表示できることに気づきます。地理院地図で見てみるとGoogleマップや航空写真で見られない河原に続く小道があります。ここから下流面を見ることができそうだ、と訪れるのを決意したのでした(大袈裟だなぁ)。
牧尾ダムから下流に4.5km。車は、大島橋のたもとにあるチェーン着脱所に停めました。雪が無ければ使う人はいないから大丈夫でしょう。そこから歩きます。大島橋から旧大島橋の橋げたと常盤ダム上流面を見て、管理所前を通り、『ふれあい広場』に入り左岸からダムを眺め、少し高台からダムを見下ろせるところを探し、いよいよ河原へ下りる小道を目指します。ある程度の草は茂っていましたが、歩けないことはなく、ついに河原に降りることに成功したのでした(大袈裟だなぁ)。
黒いラジアルゲート6門が精悍な顔をしています。この顔が見たかった。
そして、頭に浮かんだ言葉、『ダムは、足で見る。』
この写真が撮りたかった 望遠で1コマ
コンデジのズーム端ではこのサイズ
スマホカメラの広角ではこう こんなに距離はあった 下りてきた小道を見失いそうで河原を歩き回れなかったので
『ふれあい広場』から堤体を見る
天端 巻き上げ機
この水は何の放流かな?
少し下流側に移動して
近くの高台から 『ふれあい広場』とはここのこと
天端の真横
立ち入り禁止のフェンス
旧大島橋の橋げたと常盤ダム上流面
上流面を望遠で
大島橋から上流を見る
管理所
河原へ下りる小道にある看板