育パパの一喜一憂----大陸編

育児をするパパのことを育メンというらしいのですが…

新商売:謝罪屋

2013年01月23日 | その他
売れる!金になる!と思えば躊躇うことなく挑戦する。それが中国の力強さです。病院の番号札を売る“並び屋”、老人相手におしゃべりをする“公園ホステス”、代わりに受験を受ける“替え玉屋”などがありますが、人の代わりに謝る“謝罪屋”がお目見えしたそうです。

ある会社の広告。

「都市生活には様々な矛盾が付き物。人間関係でトラブルが起きたが謝りづらい、謝りたいがどう切り出せばよいかわからない…そんなあなたに代わって私たちが謝ります」。

謝罪方法は花を贈る、カードを送る、手紙を出す、旅行をセッティングする、相手の指定場所に謝りに行く…など。代金は80元(約1280円)からで、謝罪にかかった時間、労力、トラブルの複雑程度、謝罪回数などがオプションで請求されます。恋人、親子の仲直りから、企業同士のトラブル解決まで多くの人が利用しているそうですよ。

一番高いオプションは、「相手に殴られた場合」で、その後の病院費用などが請求されるらしいです。ワイルドなお仕事ですね。




昨年末、湖北省でのニュースです。自転車に乗っていた60代前後の男性がバイクにひき逃げされ、男性は頭から血を流して動かなくなったそうです。

通行人は誰も老人を助けようとせず、一旦は助けようとした近所の店の店主も、老人が自力で動けないために諦めてその場を立ち去り、10数分間にわたって老人は車両の行き交う道路の中央に放置されていたとの事。

この後、バイクで通りがかった張玉華さんが、路上に倒れている老人を見つけバイクを路肩に止めて老人に声をかけました。すると後ろの方から「関わらない方がいいぞ、ゆすられるぞ」という声。しかし、張さんは構わず老人の手を取り「お子さんは?電話は持ってる?」と声をかけ続けました。



頭部にケガを負った老人は無言で、地面に落ちていた老人の携帯は壊れて使えなかったので張さんは自分の携帯を取り出して救急と交通警察に電話をしました。数分後に警官と救急隊員が駆けつけ、老人は付近の病院に無事搬送されたとの事です。

そのとき、後ろのほうの人が張さんに「バイクがなくなっていますよ」。見ると、路肩に止めたバイクがない!!

張さんからの110番通報を受けた警察が後ろのほうの人の情報を元に捜査したところ、犯人は2人組の若い男性だということが分かりました。派出所の警官も「正しい行いをした隙を狙っての窃盗とは」と憤慨しています。現在、警察が現場付近の監視カメラの映像を手掛かりに犯人を追っているそうです。

搬送された老人の命に別条はないことを聞いた張さん:「バイクを盗まれたことは腹立たしいですが、おじいさんが助かったようでホッとしました」。


いろいろと突っ込みたくなるところがあるのですが、まずはずっと見ていた「後ろのほうの人」!!関らない方がいいとか、バイクないよとか、警察に情報提供とかしてるんならバイク泥棒を捕まえられるでしょう。この事件、あなたが一番悪い!!

・・・と思うのは私だけでしょうか。


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2 コメント

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むちゃくちゃですな (g3)
2013-01-23 23:18:00
お久しぶりです、
相変わらず国民の幅が広いという事を痛感させられる記事ですね。

片や、バイクを盗られてまで人命救助をしたいと思う。
片や、見ているだけで盗まれようとしているのに止めようともしない。
まったく腹立たしいですね!

心の純粋な人はどこの人でも同じなんですね。
その人こそ救われてほしいですね。
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Unknown (papa)
2013-01-25 13:43:35
まったくです。
じっさい救われつつある人がたくさんいますよ。
それはうれしいことです。
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