●自分のギターのリペア
昨日家で弾いた結果,もう少し弦高を下げることに。
昨日の工房での試奏、家での試奏結果を踏まえて再調整。
ちょっとやり過ぎたかも。何せこのギターは弦長が620mmですので。2011年春に完成したギターですし、安定しているので、やり易いこともあります。今日の作業を終えてからの試奏で、どんな結果がでるやら。
620mmのギターでこの弦高は,ちょっと厳しいかも。
後で工房で試奏しましたが,問題無いようで,ホットしました。
●30号ギター
現状ではこんなものかな?
まだまだ、細かいところの詰めが甘い。少しずつ改善いていく。
明日完成予定。数日様子を見るので、発送は来週予定。
●31号ギター
塗装中
●和材のギター
やっとと取り組めます。
いよいよ、オール和材のギター制作へ。
何十年も人と一緒にくらしてきた杉が、ギターとして生きて行くことになります。
表面板の表側を調整。
今回は、この段階から塗装前段の処理がはいります。
中世の日本で行われていたとされる手法を、私なりにアレンジして行います。
構造もオリジナルで日本的な感じが出せたらと思っています。
<おまけ>
和楽器の世界だと,こういう何10年も実際に使われていた材料は高級材なんですよ。
産地とか銘柄に左右されない世界がありますので。
ジャーマンスプルースにしても,ブラジリアンロースにしてもお金出したら買えますので。
個人的には高いばかりで,良い材料とは思っていません。
そのうち,これらを使って作る予定ですが。
視点を変えると,材料の価値は入れ代わってしまいます。
こういうチャンスに恵まれて,ちょっと張り切っています。