●主な仕様
弦長620mm
表面板=エンゲルマンスプルース
裏板・横板=インド・ローズ
ネック材=マホガニー
ブリッジ=黒檀,オリジナル
塗装=ラッカー(一部下塗りセラック)
響板(表面板)力木構造=オリジナル。
和的な感じを目指した。
2本バスバー及び,クロスバ-による構成。
クロスバーの位置は,過去の実験結果に基づく。
ブリッジ部のクロスバーは横板まで延びている構造としたのは,ダブルホール方式によるブリッジ採用による不要音を押さえるため。その他,表面板厚み調整でも対応した。
このクロスバーの使用~調整は難しいが,うまく調整すると,良い感じの音がする。
それで成功しているのはブーシェだと思う。
私の場合は,不要音のコントロールに使う場合が多い。
ブリッジ構造はダブルホール方式を採用した。
弦長が短くなるほど,微妙な弦高調整となる。
そのためには,この方式が有効だが,スーパーチップと同様の問題を抱える。
概して弾き手は良く鳴るとか音が良くなった(というより上手に聞こえる)との印象を受けるかと思うが,音の成分を聞き分ける訓練が必要だ。
奏者の固有ノイズ(音色の源)が生かせず,個性の無い音色になることを認識しておく必要があると思う。
私見を述べれば,杉のギターでは使わない方が良い。消音等の音のコントロールに自信があるなら別だが。
鳴り難い松のギターに当たったとき,響板の振動を早く引き出すためには効果があると思うが,鳴るようになったら外した方が良いと思う。
理解されないかも知れないけど,サイレントギターで,電源を入れた音を確認したら,音のことが良く分かると思う。
製作サイドにも言えることだけど,生の楽器でエレキギターの音を求めないことが重要だ。
なんて言うのは少数派だろうな。
京都は5日連続で38℃以上が続きました。
内1日は39℃。
この二日間は,38℃まで行きませんでしたが,37.7℃とかいった状態で,あまり変わらないですね。
お互い,体調維持には気をつけましょうね。
内1日は39℃。
この二日間は,38℃まで行きませんでしたが,37.7℃とかいった状態で,あまり変わらないですね。
お互い,体調維持には気をつけましょうね。