下戸の私は飲み会が苦手だった。
出だしは良いとして皆が酔ってくるとハイテンションに取り残される。
ただ1度飲みに来て良かったなと思った事がある。
隣のテーブルで「誰が一番たくさんの角を折り紙で作れるか」と競いあっていたのだ。
お互い顔馴染みではあるらしいが別々のメンバーとやってきてなんとなくそんな流れになったらしい。
「松下」「キャノン」「ソニー」に東北大学の教授が参戦していた。
飲み会の様相はないがお酒片手になのだから研究室とも異なっているだろう。
それぞれのメンバーもそれぞれを応援する。
奇妙な店内になった。
私は一番複雑なモノといえば鶴でしかない。
折り紙の本を見ても複雑だと途中で投げ出す。
この人たちは自分の頭で考えて折っているのだと不思議だった。
しかも各自が似ていない。
スタート地点の発想からして違うらしい。
家電は折り紙で産み出されているのか?
まさかね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます