神経の再生に幹細胞が関わっていて、その環境は糖鎖によるところが大きい事が分かってきました。 糖鎖栄養素の説明はコチラから
脳細胞は加齢とともにどんどん減少していきますが、脳神経はいくつになって再生し伸ばすことが出来ると言われています。事実老人ホームでは、脳神経回復訓練というもので、言語や物忘れ、痴呆予防に効果を出しているのです。
そこにはニューロンと呼ばれる脳神経が無数に張り巡らされています。シナプスという神経の先端部分があります。わずかな隙間?といったものがあり、信号を受ける部分です。信号伝達で、この部分は最も重要な役目を果たすわけですが、糖たんぱく質である糖鎖がシナプスの形成に重要な役割を担っていることが分かってきました。
そこで糖鎖の原料を摂取することが重要です。これは数十万年にも及ぶ人間の食の生命活動で組み込まれた遺伝子情報に従うというなのです。
脳は、数千億個の神経細胞が神経回路を形成して、情報を処理しています。情報はその中を電気信号として伝わりますが、神経細胞だけでは速度が遅いのです。そこで、神経細胞に絶縁体をきつく巻き付ける事によって高速度通信が可能になります(オリゴデンドロサイト※1)
これを髄鞘(ずいしょう)と言いますが、これを作るのに糖鎖が必要とされています。糖鎖がないとオリゴデンドロサイトがきつく巻きつけずに、完全な絶縁体を作ることが出来なくなります。この髄鞘に関わる糖鎖を壊したマウスは、震えや運動失調があらわれ、すぐに死んでしまうと報告されています。
※1.中枢神経系に存在するグリア細胞で、軸索に巻きついて髄鞘を形成および巻きついた神経細胞の維持と栄養補給の機能を持つ。ひとつのオリゴデンドロサイトは数本の突起を伸ばし、それぞれの突起が異なる神経細胞の髄鞘となることが知られている。神経幹細胞に由来する。
コンピュータに例えましょう
糖鎖が崩れた神経はダイヤルアップ回線
糖鎖が正常に機能している神経は光ファイバー通信
糖鎖の原料を日々摂取しながら、レシチン、オメガ3と言った、栄養素も積極的に取り入れていきたいものです。
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