始動:我が家の「チーム家事」

仕事+ほぼ全ての家事・育児・介護を背負ってきました。やっぱりおかしい?始動した我が家の「チーム家事・介護」を綴ります。

幼児の魂

2025-03-02 06:54:37 | 
遠方で働く娘は「食」に関する仕事をしています

娘がお世話になった保育園では、卒園前の最後の発表会で、自分の描いた大きな絵を持って「大人になったら」についてプレゼンする機会を与えてくださいました

娘の発表、今も鮮明に覚えています
「私はぁ~~大人になったらぁ~~マクドナルドのおねえさんになってぇ~~美味しい美味しいハンバーガーを作ってぇ~~たくさんの人に食べてもらってぇ~~みんなに喜んでもらえるぅ~~そんな大人になりたいでぇ~~~っす‼」
大きな大きな口を開けて
大きな大きな声で
頬を紅潮させて
満面の笑顔で
楽しそうに発表する姿
心に焼き付いています

私が家事育児を背負いつつフルタイムで働いていて体調を崩したとき
我が家の「食」を担ってくれたのは、まだこどもだった娘でした
「お母さんはしっかり休んで」
そう言って台所に立ち、あったかい食事を作ってくれました
息子も喜ぶオムライスやハンバーグなどメニューを工夫してくれて
母親が臥せって暗くなりがちな家庭に「食」を通して灯りをともしてくれました

高校生の時はお菓子作りに熱中し
大学時代は度々学友を家に招きフルコースでもてなしていました
「何か手伝おうか?」
「大丈夫だよ~♪」と頬を紅潮させて、作ること、もてなすことを楽しんでいました

「食」に関する仕事に就き、研鑽を積む日々
祖母(母)の食生活についても気にかけてくれています

先日一緒に遊びに来てくれた彼氏さんのお父さんも、偶然「食」に関する仕事に就いておられ、今度、娘をフルコースでもてなしてくださるとのこと
不思議なご縁を感じました

幼児の頃からの魂を貫いてきた娘
これからも貫き通すんだろうな

そんな姿をいつも見せてくれて
ありがとう

義母と実母、二人の母が認知症になりました
私もいつか記憶を失うかもしれない
そうなっても、嬉しかったこと、楽しかったこと、感謝の気持ちをふりかえれるように、現在と過去を結び、記録しておきたいと思います