(52枚)★2015年8月 いすみ鉄道国鉄型気動車見学&趣味人生原点の旅

2015年09月20日 | 関東





2015年8月下旬、18きっぷ1回分を使用して、千葉・大原へ「いすみ鉄道」の国鉄型気動車を見学して行きました…






夏季の18きっぷが1回分使えたため、8月のとある日の会社からの帰り道、スマホでどこへ行こうかとネタ探し…

そして、いすみ鉄道の社長のブログにたどり着き、読み深めてみると、「いすみ鉄道のキハの現状」とのページに目がとまりまして…
内容は、キハ52の調子が思わしくないとの現状を、お伝えになってました。


キハ52は、大糸線からいすみ鉄道に来て、早4年が経過しているそうです。
そして現在、エンジン1機が不調で、片エンジンのみで運行しているのとか。
さらに、キハ28も、ファンベルトの1本が切れてしまっているのが、いすみ鉄道の国鉄色国鉄型キハの状態だそうです…。


そんな状況を知るにつれ、残ってる18きっぷ1回分の行き先は、当然のごとく千葉・大原へと決まりましたっ






まずは、途中の蘇我で下車。時間がちょうど総武線1091レの到着時間だったので出迎えました…






1091レ、定刻にやってきましたっ


この日は、なんとも運良く国鉄色の2121号機!!



いつ見ても素敵なフォルムです…


赤いテールランプが点いて、すぐに車庫へ向かっていきました…







そして、すぐに下り方から、KD60が迎えに来ます…


転線して1091レを連結しますっ


連結完了っ









1091レは上記撮影で終了して駅に戻り、さらに外房線を南下しますっ








そして!!

大原に到着後、いすみ鉄道の国鉄色国鉄型“急行列車”を迎え撃ちっ







キハ52-125のサイドのサボです











ホームに入場しますっ









サボには“そと房”も掲出っ


メイン撮影…


この日は“フラミンゴ号”のHMでしたっ。初めて見ました…


HMステイもツートンカラーに塗られている凝りようです







“日本国有鉄道”胸熱ですっ


大きなデッキも魅力的っ













駅を出て少し歩きます





駅の北側から、停車中のキハ52を、めーいっぱいの望遠で…





交換列車となる普通列車が来てから、キハ52+28の発車となりますっ




並ぶ…


キハ52のライトが点灯し発車時間ですっ


エンジン吹かせて発車っ


気動車の後打ちは、ディーゼルエンジンの煙で霞みますね…






駅に戻って、先ほどの普通列車を記録…


いすみ鉄道の売り上げに少しでも貢献するため、売店でお土産を数個購入(^-^;






そして、この後は帰路につきます。。。。
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ここから、お鉄ネタからは外れますが、個人的に、大原駅の隣りの「三門駅」には、思い出がありまして…

物心つく前後の幼少期、1年で1回切りの家族旅行に来ていた保養所が、三門駅至近にありました。
せっかく近くに来たのだから行ってみようと思い、大原からひと駅となりの三門へ行きました。




でもって三門駅へ…




幼少期の遠い記憶を頼りに、駅を出て歩きます…


確か、この道は当時、砂利道だったと思います…


道を進むにつれ、だんだんと思い出してきましたっ


木々が生い茂る小道を進むと…





立派な塀が見えてきましたっ。この塀の中に保養所があるはずてす。


とにかく広かったんですよ。いろいろ思い出してきました~




この迎賓館のような、瀟洒な造りの洋館風の建物、記憶にありますっ



この正門もなんとなく覚えてますっ。地面を散水した感じからして、まだ使用している感じでしたっ






敷地の中には入れなかったので、さらに辺りを歩きました…



歩くにつれ、遠い昔の記憶が徐々に蘇ってきますっ





この、井戸水を汲み上げる手動のポンプ、昔もありましたっけ!!


これ、幼少期に使ったことあったと思うので、あまりの懐かしさに涙出てきそうになりました…





周辺を歩きながら、幼少期に遊んだ時の懐かしい記憶が蘇ってきて、とても感慨深い気持ちになりました…




来てよかった(^^)





そして、充実感いっぱいで、三門駅に戻って参りました。
昔とはだいぶ変わりましたが、この駅でも当時遊びましたっけ…
183系のさざなみが通過していたのも覚えています


最後に、209系に乗り、帰路につきました。






帰宅後、いろいろ調べると、あの建物は、映画配給会社の日活の持ち物で、保養所や、さらに映画のロケでも使用していたとのことでした。
その保養所として、私たちは泊まりに来ていたということになります…

当時、建物の中には、著名な俳優の写真が飾ってあったことは、今でも覚えています。


さらに夷隅風土記というこの地区の古い書物によると、この建物は日活が所有する前は「大野丈助」という、夷隅出身の有力者の旧宅だったそうです。

なんとこの方、JR外房線の前身でもある「房総鉄道」を建設した方だそうで、その房総鉄道を国鉄に売却して得た、莫大な資金の一部で、この旧宅を建築したのだそうです。
とても広い敷地と、その豪華な邸宅の訳も、これで納得がいきますね(^^)



振り返れば、私の出身地千葉県の「房総鉄道」という鉄道路線を建設した方の旧宅に、私は幼少期に毎年宿泊していたという事実には、とても大きな発見でした。
このような事実を知り、冷静に考えたら、今の私が鉄道趣味に傾倒していったのも、もしかしたら必然だったのかも知れないと思ってしまいます(^-^;

ということで、想定外ないろいろな発見があり、私の趣味人生の原点が見えた、今回の18きっぷの旅でした!



↓この方が詳しくレポートされています↓
・歴史探訪・大野 丈助邸-1
・歴史探訪・大野 丈助-2
↑参考にさせていただきました。ありがとうございますm(__)m


【いすみ鉄道、国鉄型キハ関連】
★2012年3月 房総半島 ツートンカラー車両 乗り鉄旅(50枚!!)
★2013年11月“房総半島横断の旅(非鉄の合間の鉄活動)”66枚


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