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支流からの眺め

最近の(21)トランプの真意と危険

 今の世界で最も話題に上がる人はトランプ大統領(もう78歳)に違いない。毀誉褒貶が甚だしいが、自分は褒める側に立つ。褒めるというより、圧倒されるというか、前のBlogでも書いた通り、世界史的な転換を起こす偉人と敬意をもって見守っている(但し、近寄りたくはないが)。

 トランプは2017年に政治経験もなくいきなり大統領となった。しかし、政界の勝手を得ないまま一期を終え、次の選挙(不正が疑われるが)では敗退した。ここで終わるのが普通だろう。ところが、その後の4年間も活発な政治集会や言論活動を続け、大統領選に再出馬した。

 選挙戦中には狙撃を受けたが、文字通り間一髪で救われた(これが神の御加護でなくして何だろう)。これを機に、イーロンマスクやケネディなどが賛同者に加わり、支持者層も広がった。そして雪崩をなす勝利で大統領に返り咲いた。リベラルな評論家やマスコミは言葉を失った。

 政策実行は迅速で、最近ではゼレンスキーとの口論が話題だ。トランプの思いは、早く非人道的な戦争を終わらせ、危険な中共国を抑え込みたい(露中間を離したい)のだ。対するゼレンの本音は、今の利権や地位のために戦争を終わらせたくないのだろう。

 トランプの言い方は粗暴で挑戦的で威圧的だ。しかし、その考えは意外と常識的・保守的(宗教の影響か?)で、観念より現実重視に見える。MAGAも自国の自由と安全と誇りを取り返すという意味で、米一強を目指す訳ではないようだ(日本も軍事的自立に踏み切る機会だ)。

 USAIDの資金を止めるのも、それが余りにも不正(中抜、陰謀、洗脳、暗殺)に利用され、自由と平和を脅かしているからだ。口先では自由・平等や民主主義などの綺麗ごとを唱えながら、裏で紛争を煽り不正に蓄財する。そんな嫉妬と我欲で固まる冷酷な連中の邪悪さを許せない。

 不正を糺し闇の利権を暴く。ここで危惧するのは暗殺だ。行政職員の整理を敢行するマスクも、兆円単位の資産を失い、かつ命の危険に晒されている。怖くないのだろうか。ここまで彼らを突き動かすのは何か。憤怒か(サムネールは不動明王の相だ)。とにかく、任期を全うしてもらいたい。

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