水芭蕉が見頃になる5月上旬に、青森県新郷村を東西に横断する国道454号沿いをしばらく走り、北東北で最大規模といわれる水芭蕉の群生地を訪れた。毎年約10万株が花をつけるというから壮観だ。
案内図に従い1周約900mの遊歩道を歩きながら、湿地一面に咲き誇る水芭蕉の群落ウォッチングを楽しんだ。湿地帯には水芭蕉に隠れて潜むカエルやカエルの卵もたくさんみつけることができた。
水芭蕉群生地からほど近いところにある日本最古のピラミッド「大石神ビラミッド」を訪れた。前回訪れた時は雪に埋もれて全貌が見えなかったが、このたびの訪問で、太陽石、方位石、星座石、鏡石などの巨石群を拝むことができた。この鏡石は元々は直立し表面に文字が刻まれていたと伝えられるが、安政4年7月の強い地震で倒れ埋没したという。この大石神ビラミッドは、新郷村にある「キリストの墓」とともに「新郷村のミステリースポット 」と呼ばれているそうだ。
2020年5月