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久々に松島湾ダーランドへやってきた。お昼に牛タン炭焼きの「利久」で腹ごしらえをした後、まず円通院を訪れた。円通院は伊達政宗の孫にあたる光宗の菩提寺で、正保4年(1647) の開山という。山門をくぐると石庭があり、白砂で松島湾を表しているのだそうだ。
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光宗公の霊廟三慧殿は境内の一番奥に鎮座していた。中にある厨子には支倉常長が西洋から持ち帰ったと伝わるバラの絵が描かれていることから、円通院は「バラ寺」とも呼ばれているとのこと。
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次いで伊達政宗の菩提寺である瑞巌寺を訪れた。起源は、平安時代の天長5年(828)慈覚大師により建立された延福寺に遡る。その後、円福寺を経て、江戸時代の1608年瑞巌寺に改称されたという。国宝の本堂(上)や国指定重文の中門(下)など、見所でいっぱいだ。
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松島湾に張り出した赤い福浦橋を渡り、福浦島を散策した。この橋は「出会い橋」とも呼ばれ、良縁に出会える橋といわれているそうだ。遊歩道をしばらく進むと弁財天にたどり着いた。さらにズンズン進み、島を一周した頃には、夕暮れになっていた。今夜のお宿は、松島湾の島々を眼下に一望できるその名も絶景の宿。アルカリ性の松島温泉にヌルっと浸り、戦乱の世をくぐりぬけてきた松島湾ダーランドの波乱万丈に思いを馳せた。
2018年8月