東京では散り始めましたね。
小生の好きな式子内親王の歌から(「千人万首 式子内親王」より)。
いま桜さきぬと見えてうすぐもり春にかすめる世のけしきかな(新古83)
夢のうちもうつろふ花に風吹きてしづ心なき春のうたた寝〔続古今147〕
花は散りてその色となくながむればむなしき空に春雨ぞふる〔新古149〕
ながむれば思ひやるべきかたぞなき春のかぎりの夕暮の空(千載124)
* * *
いろいろな歌(和歌じゃなくて)がありますけど、いささかジジイの小生には、
一番思いを揺さぶられる歌があります。
松任谷由実さん(ちょっと最近はむにゃむにゃのようですが)の
『経(ふ)る時』(YouTube)
地味なんですけど。
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