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【雑記】一晩の歌狂いw

2011-12-06 14:13:39 | 高森光季>その他

 友人の和歌ブログを読みながらウィスキーを煽っていたら、
 何かが刺激されたらしく突然興が起こって歌が出てきました。
 普段は歌など詠んだことがないのに3時間で12首というのは自分でびっくり。
 酔っ払い歌人が憑霊したか、前世記憶の断片か、いやただの酔漢の繰り言か(笑い)。
 詠み捨てるべきものですが、ま、面白いのでメモしておきたいと思い。

 春二首
春の日に 萌え狂ひたる 木々の葉に 交わりあへぬ わが身かなしき
果てもなく 霞める空に 想ひやる わが思ひ人は あるやあらぬや

 夏二首
憂き夏も やがて過ぐると 思ひても あるかあらぬか 定めなき身は
ほの風に 目覚めて惑う 夕べかな 懐かしき人は 水の香に消え

 秋二首
白き風に 乱るる恋も 消え果てて わくらばの散る 音をのみぞ聞く
空冴えて 遠く輝く 山の端に 帰り来ぬ日の 哀しみも燃ゆ

 冬二首
人もなく 落ち葉に埋もる わが身には 木枯らしさへぐ 灯し火もがな
冬ざれの 色なき野辺に 揺れ続く かそけき道に ほの光あり

 恋二首
恋ひに狂ふ 昔の日々は 遠くなりて 厭ふべきかは 山の端の月
絶えぬるか わが魂の緒は 音もなく 暁夕べを むなしくも過ぐ

 釈教二首
長き夜の 迷へる夢は 果てもなく 紡ぎし日々は いづこへや行く
うたかたの 常ならぬ世は さはあれど 思ひ乱るる 心憂きかも

 お目汚し失礼いたしました。


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