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息抜き

2011-08-24 15:29:54 | 高森光季>その他

 コメ欄でイルカのことを書いたので、ついでに。
 もう20数年前のことですが、○○を連れて池袋の水族館に行きました。
 大きな水槽があって、そこにたくさんの魚とともに、イルカが泳いでいました。
 その速さ、自由さに、唖然としました。ぼやーっと泳いでいる他の「魚」とは全然違う。
 泳ぐことを楽しんでいる、狭い水槽だけど、泳ぎ回って遊んでいる。
 「こりゃすごいな」と、感動と一抹の羨望を感じながら、じーっと見ていました。「頭がいいんだ、楽しむんだ」
 そしたら、そのイルカが、急に私たちのところに来て、ガラスに顔をつけてぴたっと止まりました。目が合いました。
 にやっとした……というのは嘘です(笑い)。でも、「……そうだよ」というような顔でした。
 まだその頃はイルカが高度知能を持つとか、イルカセラピーなどという話も有名ではなかったから、びっくりしました。
 イルカは数秒後に再び楽しそうに泳ぎ始めました。
 「はあ、こちらが感嘆しているのがわかったんだな。通じるんだな」と思いました。その頃は別に超心理学のテレパシーの話など勉強する前でしたから、びっくりでした。
 その後熱狂的なイルカファンになったわけではありませんが、「どうかイルカは殺さないで」と思うようになりました。やつら、すごいよ(笑い)。

 動物とテレパシーが通じるというのは、よくあることのようです。しかし、まったく通りすがりの観客である私たちに、コンタクトしに来てくれたあのイルカのことを思うと、なんかほんわかします。

      *      *      *

 ついでに良記事のご紹介。
 たびたび紹介してますが、面白い翻訳記事を紹介しているサイト「In Deep」に、ミクロの世界の美しさを紹介する写真が載っていました。
 「顕微鏡の下の小さな世界の壮絶な美しさ
 単なる機械的・単純幾何学的な美ではなく、いろいろあって、まあ、やはり形相というのはイデアを示しているな(何と理屈っぽいw)と思わせるものでした。

 このところハマっている( ゜毒゜)さんの写真ブログも、秀作が続いています。
 離れたところから撮った花火の写真なども、幻想的美しいものでした。
過ぎゆく夏を思いつつ。


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