【雑報】生まれ変わり研究者の告白

　「タエの事例」「ラタラジューの事例」で生まれ変わりの非常に強力な証拠を提出されている催眠療法家・稲垣勝巳氏の業績についてはこれまでも度々触れてきました。

前世療法とは何か
「アンビリバボー」放映のラタラジュー「真性異言」の意義
生まれ変わりの強力な証拠――応答性真性異言の記録が本に

　その稲垣氏がご自身のブログ「稲垣勝巳生まれ変わりの実証的探究」で「なぜ、前世人格タエとラタラジューの語りにこだわるのか」という記事を書かれています。

　《私が強いこだわりをもって、前世人格タエとラタラジューの語りの謎を数年にわたって執拗に追いかけるのは、生まれ変わりの実証のために、出来うる限りの疑問・謎を明らかにしたいという強迫的欲求があるからです。
　生まれ変わりを事実として認め、安んじて死に正対したいと願っているからなのです。
　死後はないのであり、死ぬことをもって自分の存在は一切無に帰する、と思いながら死んでいくのが恐怖なのです。
　というのが、生まれ変わりの実証研究に取り組む前の本音です。……》


　死後存続の有無をめぐって、幼少の「実存的原体験」――焼かれていく死体を見た体験――をはじめ、現在に至るまでの、内心の思いを誠実・真摯に書かれています。
　ご一読をお薦めします。