ロッテ・マリーンズは球団広報にマーケティングの専門家を入れて
ファンの獲得に力を入れているという特集をTVで見た。
2004年の球界再編問題以降、プロ野球人気の低下などが言われている。
近年、地上波でのプロ野球の中継も激減している。
最近各球団とも球場の改修などでファンサービスのUPをはかっているようだが
実際の動員数はどうであろう。
2008年今シーズンの観客動員
ホーム試合 合計観客動員数 ランキング
読売 1,207,825
ソフトバンク 1,040,551
中日 1,018,866
阪神 991,240
日本ハム 786,082
千葉ロッテ 688,006
西武 556,596
オリックス 508,009
ヤクルト 468,877
楽天 466,502
横浜ベイ 423,120
広島 410,661
一見、読売の人気は相変わらず高いように見える。
だが、読売の本拠地「東京ドーム」は収容人員46,314人
最も小さい楽天が22,187人だから倍以上の集客能力だ。
では、平均観客動員数と収容人員のパーセンテージで比べると
ホーム試合 平均観客動員数 ランキング
阪神 41,302 / 46,229 89%
中日 33,962 / 38,414 88%
読売 40,261 / 46,314 87%
ソフトバンク 29,730 / 35,773 83%
楽天 15,550 / 22,187 70%
千葉ロッテ 20,849 / 30,011 69%
日本ハム 25,357 / 42,222 60%
横浜ベイ 16,925 / 30,000 56%
西武 17,955 / 33,229 54%
ヤクルト 18,034 / 36,011 50%
オリックス 17,518 / 36,477 48%
広島 15,795 / 31,984 49%
僅差ではあるが阪神・中日・読売の順となる。
では、ウラを返してこれがビジター(アウェー)となると
ビジター試合 合計観客動員数 ランキング
阪神 955,202
楽天 784,282
広島 779,174
ヤクルト 761,636
千葉ロッテ 755,078
横浜ベイ 748,744
読売 742,834
日本ハム 741,514
オリックス 699,845
西武 673,372
中日 665,822
ソフトバンク 612,044
まだ交流戦も終了しておらず途中経過であり各球団の調子にも左右されるが
阪神・楽天・ロッテなどはホーム・ビジターとも比較的順調。
西武・オリックスは球団の調子に係わらず客足が鈍いといえるのでは。
中日・Sバンクはビジターは苦戦もホームでは順調な人気ぶりだ。
またロッテ・横浜がチームの不調の割りに頑張っている。
マスコミを親会社に持ちかつて球界の盟主とされた読売は、ホームでは順調も
ビジターでは阪神に盟主の座を明け渡している様に思える。
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