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日々工房つゆくさ

オホーツク産乾燥野草販売と手づくりニットの小さな工房つゆくさin北海道遠軽

ナギナタコウジュ

2012年10月18日 | 野草
全草に含まれる精油には血行を盛んにして発汗を促進する作用があるので、
解熱、発汗、利尿を目的に風邪、吐しゃ、全身の浮腫などに用います。
夏に冷えた部屋に長くいたり、冷たい飲み物を飲み過ぎたりした、胃腸型感冒や急性胃腸炎にはよく効きます。

神経痛、リウマチには入浴剤として用います。

その浸出液でうがいをすると口臭の除去になります。

知って得 薬草百科 日本農業新聞より

私が子供の頃には、わりとどこにでもあったような気がします。
今ではこの田舎でもあまり見かけません。
ほかにも、ネジバナ、ノコギリソウなど、とても少なくなってしまい
ちょっと寂しい気がします。
その分、お目にかかったときはちょっとうれしくなったりします。

シソ科ナギナタコウジュ属に分類される1年生草本の植物。wikipediaより

フッキソウ

2012年02月15日 | 野草
日本農業新聞に毎週水曜日掲載の『知って得 薬草百科』という
岐阜薬科大学名誉教授の水野先生が執筆するコラムがあります。
本州を基本に書かれているので、この辺ではお目にかかれない薬草も多いのですが、
今日は、フッキソウでした。

フッキソウは、「富貴草」の意味です。
別に「吉日草」「吉祥草」などもあり、大変おめでたい意味が含まれています。
                              同コラムより

縁起のいい植物なんですね。

その効用は
婦人病、解熱、解毒
煩躁不安の治療
胃腸薬
などがあげられています。

雪の下になっていたので、葉っぱが折れ曲がっています。

落ち葉の中のフッキソウ、蕾を付けた状態で越冬します。

フッキソウは原っぱな庭から河畔林にかけて
ある程度の量があり、通年採取可能なのも魅力。
今年は採取してみようかなと考えています。

乾燥野草で手作り化粧水 どくだみ・すぎな

2011年10月30日 | 野草
2年ほど前から、現代農業の記事を参考に化粧水を作って使っています。
とても気に入っていて、夏も冬もこれ一つ。
厳寒の北海道でも肌がかさつくこともありません。
お風呂上がりや男性のひげ剃り後にもおすすめです。

作り方はいたって簡単、ぜひお試しください。

材料 スギナ、どくだみ 洗浄乾燥して断細したもの 各20g
   焼酎(25度)750ml
   グリセリン 20ml
   蜂蜜 大さじ1.5杯

作り方
1.広口瓶にスギナとどくだみを入れ、焼酎を注ぐ。
 しっかりふたをして10日間くらい漬けておく。
  10月29日
2.漉したものにグリセリンと蜂蜜を加えて、冷暗所に一ヶ月ほど寝かせてできあがり。
3.日常使う分は小さいスプレーボトル等に移して、残りは冷蔵庫で保存しましょう。
 



ホップとツツジ

2011年09月06日 | 野草
一時雨が降り出して作業中断かと思ったけどすぐにやみ、予定していた場所のホップを収穫。
レンゲツツジにびっしり絡み付いていたホップの蔓をはずし、つつじも風通しがよくなり気持ちよさそうです。
 → 

ホップ収穫

2011年09月02日 | 野草
今日は朝から雨、時折雨足が激しくなって仁田布川もかなり増水しています。
おおばこ、つゆくさ、よもぎ花穂は今年の収穫を一応終了、ただいま乾燥中です。
数日前からホップがふくらんできていましたが、昨日初収穫。


  

写真左から
桐の木に巻き付いたホップ
こんな大きな花をみると思わずニコッ といっても比べるものがないのでちょっとわかりにくかったでしょうか。黒い糸のようなものが見えますが雌しべ、とうきびのひげと同じです。
花びら一枚に一つのホップ腺があり、これが命。

ちなみにこのホップ腺は『フムロン、ルプロンなどを含み、鎮静、健胃整腸のほか、口臭予防、安眠によい。大海淳著 自分で作ろう健康茶』とされており、健康茶や安眠枕に利用できます。