山梨にいた時のことです
鉄筋4階建ての建物の3階にいました
結構古い建物で元はとある重電メーカーが社宅として一棟借りしていたそうですが
今は半分ぐらい時間入居者はいませんでした
ウイークデイだけの住まいでした
夜になると周りは真っ暗
全面道路も人どころか車すら通りません
その夜はちょっと蒸していました
曇り空で星は全く見えませんでした
23時ぐらいに寝ようとしていたところ
インターホンがなって
インターホンに出ずにドアのところへ
会社関係の人が来たのかと思いドアを開けましたが
誰もいない
廊下に出るみても誰もいない
眼下には自分の青い車が置いてあるだけ
部屋に戻り寝ることもなくまたテレビをつけて
pcを立ち上げていると
またインターホンの音が
今度はインターホンに出てみると
何も反応がない
ドアのところに行くと光窓に影が
誰かいると思いドアを開けると誰もいない
気味悪くなりましたが
なにができるわけでもなく
その夜はうとうとするぐらいで朝を迎えました
翌日は午前中から地元の大学の方に会うことになっていたので
支度して甲府市内へ
面談を終えて、一度アパートに帰ったところ
わたしの部屋の前に誰かいる
車を止めて
部屋のある三階へ上がっていくと
一つ空き部屋を挟んだお隣の方でした
昨晩数回インターホンがなったのでと。。。
同じことがあったことを話しました
それがほぼ同じ時刻に鳴らされいて
やはり誰もいない
ただ、お互いにドアを開けてたのに
その開閉音は聞いていない。。。
結論が出ず
わたしは仕事に戻りました
その夜、また鳴るのではないかという気味悪さと変は期待があって
なんとなくテレビを見ていましたが
何もなく寝ようしたところ
時計を見ると1時前
ベランダの方で気配がしたので見にいくと
何か通った
ベランダを通ったのかベランダの向こうなのかはわからなかったのでベランダにでみると
ほぼ同じに一つ挟んだお隣の方もベランダに出るきて
お互いにかおを見合わせて
「何か通ったんですよ」とハモるように言いました
ベランダを通ることは考えにくいので
ベランダの外側を
そこは3階
しばらくそのまま周りを見回して
とりあえず部屋に戻り
テーブル兼こたつを見ると
そこに長い糸のようなものが。。。
髪の毛でした
1メートルはあろうかという
その日はそのまま24時間営業の温泉施設に行きました