ブログ開設からもうすぐ2年、980番目の日記をつづっています。
アラビアンナイト、千夜一夜物語に、後、21夜でとどきますが、さてどうしましょう。
ある王様が、一夜を共にした娘たちを翌朝、全部殺していました。周りに若い娘がいなくなって
ついに、ある晩、大臣の娘が行くことになりました。
大臣は、娘に「一生懸命、面白い話をしなさい、次の夜も聞きたくてしかたがないような話をして
きなさい、そうすれば殺されなくてすむのではないか」と云いました。
娘は、王様に一生懸命面白い話をして殺されずに帰ってきました。次の夜も、娘は、父親の大臣
から教えてもらった面白い話をして、無事に帰って来ました。そして、次の夜も次の夜も・・・・・
千一夜つづいた時、王様は自分の愚かさが分かったということです。
その娘の名前はシャハラザード。
わたしも,もっちー達が小さい時、毎晩(おならのぷー介さん)という口から出まかせのお話をして
いましたっけ。
プー介さんは、サツマイモが大好きで、おならをしながながら空を飛んで、世界中を冒険している
という他愛のない話なのですが、孫たちはすっかりハマってしまって、それこそ千一夜物語のように
毎晩、それから、それから?とせがまれました。
話をしているわたしの方が、眠たくなってプ~介さんは、むにゃむにゃ・・・・・・・
遠くの方から「なぁ、プ~介さんはぁ??」 真っ暗な部屋で耳を凝らして聞いている三人の孫たち
の、口をそろえての催促の声に、寝ぼけマナコのプー介さんは、また冒険の旅を続けるのでした。
遠い日の、懐かしい思い出です。大きくなった孫たちにプー介さんの事を聴いてみると、三人とも
プー介さんは、ナルト金時いもに手足があって着物を着ていたり、おじいさんだったり子どもだった
り、まったく別の人物として活躍していたようです。私は、どんなイメージで話していたのでしょう
ナルト金時いもでなかったことは確かですが、もう、忘れてしまいました。
わたしもあの頃はシャハラザード でした。