( 七重八重 花は咲けども 山吹の 実のひとつだに なきぞかなしき )と道灌を
嘆かせたヤマブキ以上の、かなしい春植えパパイヤ二本、実どころか花芽一つ付けずに
夏が終わります。君は、観葉植物だったっけ?
南国ならそのまま大木に育つのでしょうが、奈良では一年草としてさよならです。
そして、もう二人、つるつるとどこまで伸びるのジュース用パッション・フルーツ、
君も場所ふさぎのままで、秋になりますよ。ジュース用なので実がたくさん生りますと
確か、店のポップカードに書いてありましたよね?
たくさんの実を付けた時のために、頑丈なアイアン製の支柱を立てて、ジューサーも
引っ張り出しておきました。
でも、花は、果物時計草と同じなのかも分からないまま、これまた夏が終わります。
カナシイ・・・・・・・・。