酒やさんで珍しいお酒を見つけたからと、沖縄の海を思わす青いビンに入った音響熟成の泡盛を、音楽家のお嫁ちゃんが、
酒好きじっちゃんに持ってきてくれました。
(れんと)とネーミングされ、音楽を聴きながら熟成したという泡盛、音楽はきっとモーツアルトの曲だと思います。
以前、テレビで音響熟成で作られている日本酒の番組を見たことがあり、その時、流されていたのが、曲名は忘れましたが
モーツアルトだったと記憶しています。
バッハでもなく、シューベルトでもなく、モーツアルトの曲というのがクラッシックに(クラ)いわたしには?マークなのですが、
同じ仕込みのお酒に、それぞれバッハやシューベルトを聴かせて、味の違いを利き酒するのも面白いかもしれません。
現代風にエグザイルの(Risinng San)なんかいかがでしょう? 明るく前向きな味になること間違いなし??
でも、泡盛が胃袋の中で踊り出すかもしれませんね。
まぁ、ゆったりとモーツアルトが熟成にはぴったりなのでしょうね。
一説によりますと、人間は、修行をするために何度も生まれ変わってこの世に誕生するのだそうです。
そして、その生まれ変わる途中に、(忘れじの川)という川が流れていて、だれも強烈なのどの渇きに耐えきれず、
その川の水を飲んでしまって,すべての記憶を無くして、無の状態で生まれてくるらしのですが、モーツアルトは、
渇きに耐えて(忘れじの川)の水を飲まなかったので、天国で流れていた音楽をこの世に再現できたのだとか、
不思議な話です。
お酒もきっと、ゆっくり流れる天国の曲を聴くと気持ちよく美味しいお酒に育っていくのでしょう。
名前も(れんと)、たしか、音楽用語で(ゆるやかに)だったと思いますが、ぴったりのネーミングです。
さて、お酒ならなんでもござれのじっちゃん、(れんと)は名前のようにゆっくりじっくりモーツアルトの天国を
味わってほしいものです。