今年は木丈が小さいまま花が咲きだしました。もう20年以上も前、短歌仲間のKさんから貰った木です。
薄いピンク色の花を毎年咲かせてくれます。
あの時、「あなたにぴったりの花が咲くよ」と、採り木して教室に持ってきてくれたのですが、彼女の
イメージの中で、わたし色がこんな清楚な色だったのが今でも謎のままです。
若い時、女優だった彼女、70代だったあの頃も美しい人でした。逢うといつもオーバーアクションで抱きついてくれて、
師の( 前 登志夫 )が、「Kさん、よっぽど好きなんだなぁ」と、笑いながら眺めていましたっけ。
エンジェルス・トランペットが咲くころになると、ふっと、彼女のことが思い出されます。