「あねさんは委員長」「おかあさんは刑事」 こなみ昭子

まず「あねさんは委員長」
転校生の竜崎海二は竜崎組の組長の息子。
その海二が転校先のクラスの委員長である相沢実に惚れてしまった。
実はしっかり物で度胸もある、まさにあねさんにぴったりのタイプ。

この二人を中心にしたドタバタ学園コメディ恋愛マンガです。
個性たっぷりの脇キャラもたくさん出てきて楽しいお話しです。

そして、この海二の両親を主役にした話が「おかあさんは刑事」です。
海二のお父さんは竜崎組の組長「竜崎　正和」、
お母さんはタイトルでもわかる通り刑事の「竜崎　翔（なつる）」。

おかあさんのなつるは女性だけど、どっから見ても男性にしか見えない
超美形な男前です。背も高いしね。
おとうさんも組長には見えないぐらいの男前で紳士です。
二人並んでいたら、とても男女のカップルには見えない。
イケてる男性二人組みです。
（おかあさんが男みたいってので、小学生の頃に海二がイヤがるエピソードがあった気がします）
なつるが突っ走るタイプに対して正和はけっこうマイペースで穏やかな気がします。
っていうか、なつるは正和が大好きなのだけど恥ずかしいのか素直になれず、
ツンツンした態度を取ったりテンパったりします。（今でいうツンデレタイプ？）
正和は正和で女好きだし、なつるの事は自由にさせてあまり干渉しないので、
なつるにあまり興味がないのかと思いきや、ちゃんとなつるの事大好きみたいです。
いざとなると、なつるを助けてあげます。ステキです。
ただのラブラブ夫婦ですよ。でも、この夫婦いいっ。かっこいい。

私はどちらかと言うと「おかあさんは刑事」の方が好きです。
思い出しながら書いてみましたが、ちょっと読みたくなってきました～。
古本屋に探しに行ってみようかしら・・・