マンガやアニメについて

ネタバレ注意です。
間違った解釈があったらすみません。
今まで読んだマンガやアニメの感想を書こうかなと思います。

「四月は君の嘘」    新川 直司

2016-10-09 19:04:20 | 少女マンガ
私は「のだめカンタービレ」が好きなので、同じジャンル(?)って事で、なんとなくがっつりとハマらなかったんだけど、続きが気になってどんどん読み進めていたので面白かったって事かな。
ただ、誰かのキャラクターに思入れがあるとか、どこかのシーンが良かったとかはないです。

主人公は中学3年生の男の子の「有馬公生」。
彼はピアニストなんですが、小さいころから同じピアニストの母から英才教育によって、いろいろなコンクールで優勝するぐらいの才能の少年。ただ、機械のような正しい演奏をする子だったみたいです。
小学校5・6年ぐらいの時に、ピアノの演奏のやりかた(感情を込めるかどうかみたいな?)で母親とケンカ。
お母さんに対して「死んじゃえばいいんだ」って暴言を吐いて、その後母と言葉をかわす事なく母親が死亡。(亡くなった原因は忘れました)
それがトラウマとなり、ピアノを弾く事が出来なくなった・・・・っていうまあ、ありがちな展開です。

その有馬公生に絡んでくるのが同じ中学で同じ学年のヒロインの「宮園かをり」。
彼女は、有馬公生の幼馴染でサッカー部でイケメンの「渡亮太」に好意があるふりをして有馬公生に近づきます。
渡亮太くんが可愛そうな気がしますが、この渡亮太くん。ちゃんといろいろ感づいているみたいです。
ヒロインの「宮園かをり」はヴァイオリニストです。それなりの腕前みたいです。
宮園かをりちゃんはもともとはピアニストだったみたいですが、ヴァイオリニストに転向したみたいです。
なので、もちろん有馬公生くんの事は知っていたし今現在ピアノから離れている事もしっている。
公生に伴奏してもらってバイオリンが弾きたいという夢があります。
そして彼女が本当に好きなのはもちろんこの有馬公生くんです。
ただ、宮園かをりちゃんは思いを伝える気はないみたいですね。
だけど、有馬公生くんにもう一度ピアノを好きになって弾いてほしいと思っているので、渡亮太くんをダシに使ったのでしょう。

宮園かをりちゃんや渡亮太くん。もう一人の幼馴染の澤部 椿ちゃん。
昔のコンクールで常連だった他のピアニストの存在や、母親の友達のピアノの先生との出会いを通して有馬公生くんはもういちどピアノに向き合う様になっていきます。
そして宮園かをりちゃんへの恋心も芽生えてきます。
たぶんこの辺のくだりで様々なエピソードがあったのだと思いますがはっきり覚えてないです。

なんだ、両想いじゃん。ピアノも弾ける様にもなってハッピーエンドじゃん!!
と思いたい所だけど、ヒロインの「宮園かをり」ちゃんには秘密がありました。
病気を患っていたんですね。しかも余命が短くその事もちゃんと本人も知ってるみたいです。
なので、渡亮太くんをダシに使ったのですね。

最後は宮園かをりちゃんは亡くなってしまいますが、有馬公生くんは無事ピアニストとしての復帰を果たします。
最後両想いになったのかなぁ・・・ごめんなさい。その辺は覚えてないです・・・

映画もヒットしたみたいで。何よりです。



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