「忘れられたジュリエット」
「少年の孵化する音」
「カフカ」
「赤い羊の刻印」
「ゴットチャイルド」の5作品をまとめて「伯爵カインシリーズ」とします。
けっこうブラックなお話しです。もはやホラー??でもって、カインと執事のリフの関係もなんだか主従関係以上のものがあるのではというぐらいのあやしさ。
カインがいいヤツなのか悪いヤツなのか・・・優しいのか冷酷なのかがはっきりせず、最後はきっとカインにも良い事があるのだろうと思ってたけど、カイン最後まで微妙な感じでした。
中世のイギリスが舞台です。
カインの父・アレクシスと母・オーガスタは兄弟で、カインは禁忌の子供です。
父の失踪によりカインは12歳の頃に伯爵を継ぐ事になります。
このカインとカインの執事リフ・腹違いの妹マリーとアレクシス・オーガスタ・義理の兄ジザベルがお話しのキーとなる人物でしょうか。
カインの母オーガスタは、禁忌の子を産んだ事により気が狂い病院送り。後に成長してカインに会った時、弟のアレクシスの面影を見てパニックとなり窓から転落。死亡。
不幸な女性・・・と思いきや最後に大どんでん返し。
弟のアレクシスの事を愛してやまない彼女は、アレクシスが我を忘れるぐらい自分を愛して止まない姿を見るのに喜びがあるみたいで、死んで霊になってもその思いは続いているという狂った女性でした。
アレクシスは「自分が嫌がる姉を無理やり愛してしまった」思い込まされて、まんまとオーガスタが喜ぶ様な行動を繰り返します。姉が死んだ事によりその思いはエスカレート。カインは憎む対象となっています。
カインは父親の歪んだ愛情からか幼い頃から暴力を受けたりしてて、出生の事もありちょっと変わった暗い子ですが頭はいいみたいです。
そして、どこからともなく表れてカインの信頼を得たリフ。
でも、リフはすでに死んでいる「屍人形(デッドリードール)」でした(父がカインをいじめる為に作った人形)。元は冷酷なリフの人格を抑え、カインの忠実な僕になる様人格が変えられています。カインがリフを信用している時に人格を元にもどす作戦みたいです。
マリーはカインの異父妹ですが、実はカインとは血のつながりはない様です。
ジザベルは「屍人形(デッドリードール)」を作る技術と知能を持つドクター・・だったかな?
とにかくちょっと暗めの非現実的な精神面的に部分で怖い感じのするお話です。
ハッピーエンドではないですよねぇ。。
あ、でも最後は諸悪の根源をやっつけたからハッピーエンドなのかしら。
「少年の孵化する音」
「カフカ」
「赤い羊の刻印」
「ゴットチャイルド」の5作品をまとめて「伯爵カインシリーズ」とします。
けっこうブラックなお話しです。もはやホラー??でもって、カインと執事のリフの関係もなんだか主従関係以上のものがあるのではというぐらいのあやしさ。
カインがいいヤツなのか悪いヤツなのか・・・優しいのか冷酷なのかがはっきりせず、最後はきっとカインにも良い事があるのだろうと思ってたけど、カイン最後まで微妙な感じでした。
中世のイギリスが舞台です。
カインの父・アレクシスと母・オーガスタは兄弟で、カインは禁忌の子供です。
父の失踪によりカインは12歳の頃に伯爵を継ぐ事になります。
このカインとカインの執事リフ・腹違いの妹マリーとアレクシス・オーガスタ・義理の兄ジザベルがお話しのキーとなる人物でしょうか。
カインの母オーガスタは、禁忌の子を産んだ事により気が狂い病院送り。後に成長してカインに会った時、弟のアレクシスの面影を見てパニックとなり窓から転落。死亡。
不幸な女性・・・と思いきや最後に大どんでん返し。
弟のアレクシスの事を愛してやまない彼女は、アレクシスが我を忘れるぐらい自分を愛して止まない姿を見るのに喜びがあるみたいで、死んで霊になってもその思いは続いているという狂った女性でした。
アレクシスは「自分が嫌がる姉を無理やり愛してしまった」思い込まされて、まんまとオーガスタが喜ぶ様な行動を繰り返します。姉が死んだ事によりその思いはエスカレート。カインは憎む対象となっています。
カインは父親の歪んだ愛情からか幼い頃から暴力を受けたりしてて、出生の事もありちょっと変わった暗い子ですが頭はいいみたいです。
そして、どこからともなく表れてカインの信頼を得たリフ。
でも、リフはすでに死んでいる「屍人形(デッドリードール)」でした(父がカインをいじめる為に作った人形)。元は冷酷なリフの人格を抑え、カインの忠実な僕になる様人格が変えられています。カインがリフを信用している時に人格を元にもどす作戦みたいです。
マリーはカインの異父妹ですが、実はカインとは血のつながりはない様です。
ジザベルは「屍人形(デッドリードール)」を作る技術と知能を持つドクター・・だったかな?
とにかくちょっと暗めの非現実的な精神面的に部分で怖い感じのするお話です。
ハッピーエンドではないですよねぇ。。
あ、でも最後は諸悪の根源をやっつけたからハッピーエンドなのかしら。
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