「政がゆく！」 吉村菜由

実は、すごい流れでこの作品を思い出しました。
まず、友達に借りたＢＬマンガの「お参りですよ」の感想を書いていた時に
『三朗が三白眼でかっこいい』って感じの事を書いたんです。
この『三白眼』からまず「龍三郎シリーズ」を思い出して（主人公の龍三郎が「三白眼のガキ」とか言われてた気がする・・・）、
さらに・・・ん？何かまだそんなキャラがいた様な気がする・・・・
と思ってたらこの「政がゆく！」が降りてきました。
すごい！！こんな事で記憶が呼び覚まされるものなのかぁ！！
と、ちょっと余談になってしまいました。

確か学生の曲がった事が大嫌いな純情少年。でもガタイが良くて目つきも悪い為よくカラまらてしまうが、べらぼうに強い為相手を倒してしまい「毘沙門天の政」との異名を付けられてします高校生（だった気がする）の政。
そして茶屋で働いている極道（元極道？）の年上の彼女・初音。
この二人のコメディタッチのドタバタラブストーリーです。
なぜかいろいろなトラブルに巻き込まれてします二人ですが、
持ち前の気風の良さと強さと優しさなどで解決していく二人です。
政ちゃんは初音さんに一目ぼれでとにかく大好きでたまらない感じ。
初音さんは年上だし、育ちが極道なので尻に惹かれがちな所はありますが、
いざとなったらかっこ良く初音さんを守るしそんな政ちゃんに初音さんも実はベタ惚れだったりします（＾＾）

お互いが相手の事を好きってのはもうブレないで話が進んで行くので、ラブな部分よりも騒動や出来事がメインの話になっていたと思います。
私は結構好きなお話しでした。

特に印象に残ってるのが、政ちゃんとペットの犬のマサ（だったと思う）が入れ替わるお話しと、政ちゃんが過去にタイムスリップしちゃうお話しかなぁ。