マンガやアニメについて

ネタバレ注意です。
間違った解釈があったらすみません。
今まで読んだマンガやアニメの感想を書こうかなと思います。

「月の子」1   清水玲子

2015-09-09 23:18:40 | 少女マンガ
私も少しストーリーを整理したいので、みっちりと、ネタバレもばっちりに2回に分けて書きたいと思います。


童話の人魚姫がベースにあります。
ただ、この話に出てくる人魚は水の中に住むのではなく、宇宙を泳いで旅(?)をするという事です。
人魚達は地球で生まれます。そして宇宙を泳いで他の星へ旅立って行くのですが産卵の時期になると地球へ帰ってきます。ちなみに、姿形は人間と全く同じですが、不思議な力(超能力みたいな)があります。

まずこの物語に出てくる主要の人魚は
地球生まれ、月で育った3つ子、ティルト、セツ、ベンジャミン。この3人は人間と人魚のハーフです。
ベンジャミンとセツには卵細胞がありますが、ティルトにはありません。体が成人化した時に女性化して卵を生むのはどちらか一人と決められているみたいです。
人間の王子と人魚・セイラの子供。ただ、人間の王子の真実の愛を得る事が出来なかったセイラは子供達を出産後泡となって消えてしまった・・・らしい。
あと、もう一人男性の人魚のショナ。、父がセイラの元婚約者。その為セイラに対する憧れが強く夢の中に出てきたセイラの子供にも強い気持ちを持っています。
それと、地球に住むおばあちゃん人魚のグラン・マ。予知能力か占いか何かで、ショナとベンジャミンが一緒にならないと地球が滅びる。と予言しました。
ショナは昔からのセイラに対する憧れに加えグラン・マの予言によって何とかベンジャミンと一緒になろうとします。
一方3つ子ちゃんの方ですが、ベンジャミン・・・事故で記憶を無くしてしまいます。そしてかっこいいのにお人よしなアートに引き取られてジミーと名付けられます。
記憶をなくしたのが原因かわかりませんが、ベンジャミン(=ジミー)は少年の姿です。
一緒に暮らしていく内にジミーとアートには他の人が割り込めない様な絆が生まれます。
ジミーは恋心ですが、アートは父親のような感情ですかね・・・。

やがて、ジミーは大人の女性化します。
美しい女性の姿のベンジャミンにアートはジミーと気付かずによそよそしい態度をとります。それよりも、ジミーがいなくなった事に対して大騒ぎのアートを見て、ジミーは女体化するのを拒否して少年の姿に戻ってしまいます。(この時点でアートがベンジャミン=ジミーとは気がついていません)
一方、セツとティルトは成人男性になっています。
でも、セツは卵細胞は持ってるので中性的な存在なのかな??セツはショナに一目ぼれしてしまったみたいです。
ティルトは3人の中で一番のしっかり者で現実的ですが、セツに対して歪んだ愛情を持っていて、自分よりもベンジャミンよりもセツの幸せを願っています。ベンジャミンが死んだらセツが女性化するという情報を入手して、何とかベンジャミンを亡き者にしようとします。
(直接手を下したり、自分が裏工作をした事はセツにはバレたくない様です)
と、いう訳でベンジャミン・セツ・ティルト・ショナ・アート・ホリー(アートの恋人)の六角関係になります。

                     【②へ続きます】


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