「アクマくんシリーズ」 日渡早紀

文庫本で４冊発行されています。
「アクマくんにお願い」
「アクマくん　ブラックミニオン」
「アクマくん　魔法☆ＢＩＴＴＥＲ」①②

シーリーズ当初と終わり頃ではずいぶん絵が変わりましたね。
でもって、文庫本の表紙の絵もずいぶん違う。
私は「アクマくん　魔法☆ＢＩＴＴＥＲ」辺りの絵が一番好きかな。

魔界の１５王子アムカは人間に憧れています。
王子という立場でありながら人間界で暮らすお話しですが、
魔界がらみのお話しが多いです。

アムカは末っ子の王子様という事もあり、両親や兄達に愛されキャラです。
人間界では岩崎気に居候でお世話になっています。
アムカは人間界では「アクマくん」と呼ばれていて、正体を知るのは岩崎家の家族と他数名です。
岩崎家の息子・四郎とアクマ君の友情ベースとしていろいろな出来事が起こります。
まず、アクマくん・・・けっこう惚れっぽい性格です。
いろんなタイプに人（？）を好きになってしまいますが、なかなか上手くいかず・・
逆に、幼馴染の魔女で貴族の娘・アシャや魔界で暮らしてきた女神「チャチャ」などには積極的にアプローチされる程好かれていますが、アクマくんの方は友情・仲間意識しかないみたいです。

とにかくアクマくんの周りにはかなりな大事件である騒動がたびたび起こります。
アクマくんは、いろいろな人の力や知恵を借りて皆の協力のもと解決をしていきます。

アクマくんは人間に憧れて魔界を父である大魔王に感動されています。
しかも、末っ子の第１５王子。
でも、予言では「後の黒の主になる」というニュアンスを含めて終わっています。

続編があるのかなぁ・・・
と思ったりもしていますが、今のところ予定はないみたいですね。
絵もずいぶん変わってしまってるし。