つつとつブログ。(正式名称:時攻流無限法士贔屓サイト『月の剣に時の杖』専用だったブログ。)

当ブログでは、SD頑駄無「武者○伝」の時攻流無限法士を贔屓・考証・二次創作小説のネタ(爆)にしております。

武者世界の錬金術について考察する・後編

2007年12月20日 20時25分32秒 | 武者○伝考察
前編の続き。武者○伝で語られた『錬金術』を検証してみます。
まず、作中で出てきたシーンを集めてみました。

1.闇の錬金術師・鉄仮面が、召喚した悪武者たちに錬金術の力を授ける
(内容:武者の力を数値で見ることが出来る計測器、他のものと融合出来る、等)
〔○伝1・0話〕
2.鎧丸により、かつて錬金術が異世界よりもたらされ、後に武者世界・鉄機武者製作の基礎となったことが語られる
〔○伝1・6話〕
3.無限法士の錬金術により、悪江璃亜守が蘇生される
〔○伝3・特別偏1〕
4.無限法士により、時防流・時攻流の歴史、および錬金術について語られる
〔○伝3・9話〕

…意外と少ない。と、いうか、1と3だけでしか語られていないような気が(爆)。
気を取り直して(汗)、全ての情報を統合すると、
1.命や肉体を自在に変化させる
2.時を自在に操る
3.鉄機心得の生成・人造武者(鉄機武者)の作成
などになります。
2.は物理学分野だし、3.はコンピューター・ロボット工学の域。
結果、○伝の『錬金術』は、本来の意味での『錬金術』より、さらに科学色の強いものであると推測できます。

ここで注意しなくてはいけないのは、前編で書いたとおり、本来の意味での錬金術には『西洋系』と『東洋系』の2種類あること。
アニメや漫画等で描かれるのは『西洋系』がほとんどなので、どうしても『西洋系』だけと思われがちですが、
『東洋系』にも封神演義や西遊記などに描かれる仙術、公輸班などの名技術者などの話があります。
個人的には○伝の錬金術は『東洋系』に分類したいところですが、あえて、
『古代伝承で語られる、現代科学のくくりより、さらに魔法的な要素が強い科学』
で、まとめさせていただきたいと思います。

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