つつとつブログ。(正式名称:時攻流無限法士贔屓サイト『月の剣に時の杖』専用だったブログ。)

当ブログでは、SD頑駄無「武者○伝」の時攻流無限法士を贔屓・考証・二次創作小説のネタ(爆)にしております。

無限法士の元MSについての考察(前編)~武者○伝3

2007年11月24日 22時30分13秒 | 武者○伝考察
ご無沙汰しております。
ボンボン休刊ショックでしばらく凹んでいましたが、
(前もってわかっていても、やっぱりショック。(ーー;))
何とか立ち直ったので、今までの分を取り戻していきたいと思います。

さて、今回は現在一番のお気に入りの『無限法士』について。
これ書いてる2007年1月25日現在、「無限法士」で検索すると、
「ウィキペディア」さんか
「オンラインゲームの天道」さんか
もう一つ自分で運営しているブログ「井の中に蛙」か
位しかヒットしないという(笑)、武者○伝でも実にマイナーな敵キャラです。
一応重要キャラなのに、ちゃんとしたデザインで出たのは一回だけ。
しかも初登場は○伝1なのに、名前がついたのは○伝3に入ってから。
…という、雑魚級並みに恵まれてない彼ですが(ノ_T)、
三回目の登場(○伝3第9話)にて、きちんとしたMSの姿で出ていたので、
そこからベースになったMSを考察していきたいと思います。

公式見解ではなく、あくまでも個人的な見解ですので、
他サイトにおける無断引用転載を禁止いたします。

1.無限法士の概要。
武者○伝3第9話にして、ようやくシルエットではなく本来の姿を表した無限法士。
『時攻流の法士』という立場もあり、時防流覇利丸に非常に酷似した外観をしています。
頭には笠。眼鏡をかけて覇利丸のものとは飾りの形状が違う錫杖を持ち、
全身は覇利丸が片方の肩からつけていた衣を両肩からかけたような感じ。
ただ、足元は覇利丸の下駄履きに対して雪駄履きなので、
シルエットにした場合でも、錫杖の飾りと足元で見分けはつきやすいかと思います。
技に関しても覇利丸と類似した点は多く、
式利機写動破の『写動無破(しゃどんぱ)』に、酷似した『邪道剥波(じゃどんぱ)』を使い、
更に『魂利騎亜プ皿巣』に似た『屍鬼力虻皿巣(しきりきあぶさらす)』を召喚します。

2.時防流覇利丸とのデザイン的な関連性
設定では『覇利丸のいる時防流の前身・時操流から破門された大昔の法士』となっていますが、
正式なデザインで登場したのは覇利丸のかなり後なので、
無限法士のデザインに時防流覇利丸のデザインが大きく影響したのは充分考えられます。
覇利丸のデザインベースとなったMSは『陸戦型ガンダム』、
式利機写動破は『ガンダムEz-8』、
式利機写動捕は『陸戦ジム』
(ただし、色合いや胸部の形状から考えると「機動戦士第08MS小隊」にてカレンが乗っていた『陸戦ガンダム(ジムヘッド)』の可能性は高い)、
魂利騎亜プ皿巣は『アプサラス3』
というのが定説です。
もし、無限法士も覇利丸と同じく『陸戦型ガンダム』がベースだとしたら、
邪道剥波を使う際に用いたジム顔の式神は『陸戦ジム』、
屍鬼力虻皿巣は、形状から『アプサラス2』
の可能性が出ます。

3.時防流覇利丸との相違点
ですが、細部をよく観察すると、
(1)全身に、陸戦型ガンダムには使用されるはずのない暗めのトーンを使っている
(陸戦型ガンダムは白のみ)
(2)耳に当たる部分にガトリング(?)の突起がある
(陸戦ガンダムの頭部にガトリングはない)
(3)式神の胸部が陸戦型ガンダム・陸戦ジムとはまったく違う形状
と、覇利丸と同じ「機動戦士第08MS小隊」のMSを使ったというには無理な部分も出てきます。
更に
(4)頭部の傘に、ザクなどのモノアイ系のMSがデザインに使われている
ことを考えると、
陸戦型ガンダムが敵に使われて違う色になったという話はないはずなので、
『無限法士=陸戦ガンダム』の線はかなりの確立で薄いことになります。

4.無限法士のデザインベースとなった元MS探索のための手引き
(1)作中でガンダムの全身が黒くなる場合、『主人公の敵方に所属する』
という不文律があり、更に
(2)ガンダムをSDキャラ化する場合、元のガンダムシリーズの設定が活かされる
という不文律もあるため、
(1)または(2)のどちらか、もしくは(1)と(2)の両方を無視する
というのでなければ、この無限法士のデザインベースになった元MSは
一.敵方についていたガンダム系のMS
二.ジムやモノアイ系のMSと共闘していたMS
三.ガンダムSEED以前のガンダムシリーズのMS
(この時点ではSEEDディスティニーは放映されていないため、ディスティニー以降の作品は除外)
の、3つの条件が当てはまるものとなります。

…と、紙面がなくなってしまったので、以降『後編』へ続く(笑)。

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