『白内障の手術を受けました。その1。』
『白内障の手術を受けました。その2。』からの続きです。
備忘録として書きますので、だらだら長いのはご容赦を。
1日8,800円(税込)、一泊二日で17,600円の病室です。
フロア案内図を見ると検査室とか男女別更衣室とか浴場とかあったので
普段は人間ドックの宿泊に使われてるんじゃないでしょうか。ユニットバス内にも手すりがなかったし。
備品は冷蔵庫とテレビ(テレビ機能のみ)と湯沸かしポット。1人用のテーブルと椅子一脚。
アメニティといえるものは煎茶とほうじ茶のティーバッグが3個ありましたが、
お茶碗・カップ類なし。どうやって飲めと?(笑)
手指用消毒液のボトルはコロナ禍では必須。洗面台には薬用ハンドソープ。
コロナ禍でタオル類は持ち込み不可でレンタル制。顔も洗えない私は契約せず(^^A;
ホテル並みにアメニティ豊富な1日14,300円の個室(一昨年に利用)に比べれば簡素だけど、これで充分でしょ?
一般病棟4人部屋は6,600円なので、お得でした。w
夕食。人間ドック用フロア(たぶん)だけあって、同じ階にあるレストランで食べるシステムでしたが
術後ということで「運んでもらいましょうか?」と聞かれ、それに甘えました。
主菜は筍にお肉を巻いて甘辛に煮付けたものでした。
小鉢のほうの材料は謎。お揚げ?と思ったら違う。大豆たんぱく加工品のような食感。
一般レストランでの調理なので全体に普通においしかったです。完食。
朝食。ウィンナソーセージです。小鉢は山菜にツナをのせたもの。浅漬けは夜と同じだな。完食。
この2日間は、はるか南南東沖に台風1号がいて風が強く雨模様でした。
窓の外はこんな感じ。
動画もあります。風音が大きい。
←動画(YouTube)
寝起きのスッピンをマスクなし&順光で自撮りしたら、あまりのババアっぷりに驚愕。(実際ババアだけどさ)
マスクして逆光で撮り直す。これなら「見せられる」か。ちっちゃくして載せちゃえ。
術後に入室した時に血圧など測った以外は医療行為なし。
本当に「お泊り」しただけの入院でした。
ゆっくりたっぷり寝すぎて、持病の「寝起きの腰痛」がひどかったけど(^^A;
朝9時近くに一般外来診察階へ移動。待合室で順番待ちして診察。
顔に貼られたテープをまたしてもベリベリはがされます。おお、視界が明るい。
「大丈夫そうですね。」
一週間後の診察日まで洗髪・洗顔・化粧禁止ですよ。
寝る時に着けるゴーグルを買わされました。1,650円(税込)。
投薬は目薬2種。術前と同じ抗菌剤クラビット(1日3回)と抗炎症剤ステロイドのサンベタゾン(1日5回)。
通常はもう一種、痛み止めの目薬が出るらしいけど私のアレルギーを危惧して、無しでした。
「なにかご質問は?」と言われたので
「眼内レンズの実物が見たいです。」
「えっ?」 予想外&初めての事らしく、先生(若い。30代。)アタフタ。
「画像では見てますけど、実物見たいじゃないですか。」
「いやーー、サンプルはないですねえ。えーー7mmくらいのものです。」
まあ、勘弁してあげる(笑)
病室に戻って荷物まとめて退院です。お会計は保険診療分が5万円弱。
室料、ゴーグル代など自己負担分含めても7万円でお釣りが来ました。
私の医療保険では水晶体再建術は診療明細と領収書のコピーだけで保険金の申請ができる。
手術数日後には保険会社に書類を郵送済みです。
スマホアプリで写真添付でも請求できるようだけど、
PC入力に慣れた古い人間はスマホ入力より紙書類を揃えるほうが楽だわ。
術後の右目の視界はくっきりはっきり。未施術の左目よりも明るく明暗のコントラストが強い。
たとえれば右目視界は快晴、左目はやや薄曇りです。
ただし黄斑前膜はそのままなので、ゆがみも明確になって(笑)焦点はあっても文字の読み取りはキツイ。
目玉を縫ってあるので、眼がチクチクごろごろします。5日目くらいから少し楽になりました。
術後一週間目に再診察。視力検査などを経て診察。
経過良好で洗髪・洗顔・化粧の許可が出ました。就寝時のゴーグルもいらない。ひゃっほ~~~♪
ドライシャンプーを数回使ったから地肌は痒くはないけれど髪の毛が段々重くなってねえ。
顔はレンチンした熱いタオルで拭いてましたよ。お手入れは目の周りを避けてクリーム少々。
日頃、簡素な手入れしかしてない丈夫な顔で良かったw
術後に処方された目薬をなくなるまで差すようにとの指導あり。
仕事は事務と接客なので術後3日で復帰。地肌すっぴんに眉毛だけ描いていた。マスクさまさま。
埃が多い場所での仕事や重い物を運ぶ仕事の場合は、もっと長く休業する必要があります。
再診後からは通常の化粧に復活してます。元々たいして盛っていませんが。
目のごろごろ的違和感はまだあって充血あり、しんどいと片目つぶってる。
次の診察は1か月後。黄斑前膜をどうするか眼底検査をします。
ま、手術するのは右目が完全安定してからでしょうし当分先のことになりますでしょう。
以上、こんなもんかな。長々とおつきあい頂きありがとうございました。
白内障による右目水晶体再建術の体験記でした。
2年前の開腹手術による子宮および付属器全摘出の体験記が未読でしたらどうぞ。→
こちら(全4回)
ずっと3カ月毎だった婦人科診察。術後2年を経て、めでたく次回は半年後です♪