ばちかぶり季記 人生いきあたりばったり

なんとかなるもんよ。・・・・・・たぶんね。

今年もマーマレードと梅ジャム。

2016年06月23日 | 食い物
毎年恒例仕事であるマーマレード作り。
伊予柑マーマレードは2月に作ったものの、
夏みかんマーマレードは今年も5月までずれこんだ。



ゴールデンウィーク頃に採ってきた夏ミカン。
今年の花がもうびっしり咲いている枝から採るようでは遅いわな。
まあそのぶん熟しているわけですがね。
熟してるうえに気温も高かったので、採ってから作るまでの1週間で20%くらいが傷んだ。
無農薬・無殺菌・ノーワックス。
実際にマーマレードに使ったのは写真の量の60%くらいかな。

大鍋2つをコンロにかけて、片方で瓶の煮沸。もう片方のステレンス鍋でマーマレードを煮る。
だから、いっぺんに出来るのは15~6本ぶん。
煮始める前に材料を2つに分けて、2回にわけて仕上げました。
今年はタネも大きかったので、タネだけからペクチンがかなり採れました。
丸のままのタネから取るペクチンは苦みが少なくて良い。



自家用の簡易容器入りを除いて、31本。
毎年待っている固定配布先に配りまくり。
そんなに美味いかね? と作ってる本人は思ってるけど(笑)。

6月になりますと、ウメの季節です。
今年は立派な南高梅をたくさんゲット。タダです。しかも樹上完熟です。
梅干しには最適であろうコレを、あえて梅ジャムにする。
だって梅干しは田舎はどこの家でも作ってるし~~~



↓ 洗って水から茹でて、皮とタネをのぞいて煮始めたところ。



アンズのような見事な色と芳香です。
でもお砂糖入れて煮ると結局はマーマレードと同じような色になります。
梅の酸味のせいですぐに粘りが出るので、マーマレード作りより簡単です。



これは、美味しいです(笑)。


あ、伊予柑マーマレードの写真がない。。。ま、去年と同じだからいいっか。




磯の味サザエ・改。ゆでサザエの味噌和え。(複写)

2016年03月19日 | 食い物
この日記ブログで検索によるアクセスが一番多い記事はどれか。
実は、2007年11月26日の 『「ダツ」を食べる。』 なんである。ダツ レシピ で検索してみ(笑)。

では、ほぼ休眠凍結している本家ホームページ『Holygrail』ではどれか。
それは、簡単料理レシピページの『磯の味サザエ・改。』なのだ。 サザエ レシピ で検索(略)

そのサザエのレシピをこっちにもコピーしておこうかな、と。(少々校正済み。)


【磯の味サザエ・改。】 2008年3月作成

★サザエ漁は大概の海では漁業権が必要です。勝手に取らないように!

活サザエをもらったときって困るよね。「どうすんだ?これ?」って(笑)。
サザエの壷焼きが好きだという方でも、そうそう幾つも食べないでしょ。
肝がうまいんだっ。って言っても所詮は珍味。
しかも、岩場に棲む当地のサザエは生簀で何日もおいておかなければ、肝には砂がいっぱい。
でも、味は採りたてのほうが当然いいわけで・・・

だから、ゴロゴロと到来すれば、食べるのは白い身のところだけです。
「ゆでサザエの味噌和え」は、「貝類は好きだけど、サザエは苦手。」という方にもおすすめの食べ方です。

★ゆでサザエ★

大鍋にグラグラと湯を沸かします。ざっと洗ったサザエを投入。
大きさと量によりますが、5分~10分もゆでればいいでしょう。

ゆでたサザエを剥き身にします。
フタがビシッと閉まっている時は、フタの端っこを叩くと外れます。
フォークやピックで突き刺してグルグル回しながら抜き出します。



↑ こんな風に出てきます。白い身より下の方は取ってしまいます。
ヒラヒラしている部分も、むしって取ります。(尾っぽの肝は保留。後述。)



↑ キレイになったら縦半分に切ります。(写真は横位置です。)



↑ サザエのクチの部分を指で取り除きます。



↑ 硬い身だけ残ります。

あとは大きさとお好みにより、スライスするなりコロコロに切るなり。
お高いアワビには負けるかもしれませんが、シコシコとなかなかの味です。



↑ 我が家ではこれを、味醂で少しのばした味噌で和えて冷凍しておきます。
凍ったままでも美味しい♪
もし、肝を少し食べてみて砂がなければ、すりつぶして味噌に加えましょう。
旨味がアップしますね。


この食べ方は地元の親戚の婆さまに習いました。
先日、その婆さまが98歳6カ月で大往生なさいましたので追悼供養を兼ねて投稿。
南無阿弥陀仏。



秋の食。秋の色。

2014年09月30日 | 食い物


畑のミニトマト(アイコ)を片づけるにあたり収穫したグリーントマトが約1.2キロ。
半分をジャムにした。 ミニトマト1個を6~8等分に切って砂糖まぶして半日放置。
出た水分でぐつぐつ煮る。 レモン汁も入れる。
ジャムともチャツネとも刻んだスイートピクルスとも言いはれるくらいに
甘さ控えめ酸味度高めにしたつもりだったが、んんーーーちょっと甘かったかな。 
でも、ハムサンドイッチにもよく合いました。
さて残り半分なににすべえ・・・ 青トマトと牛肉の台湾風煮込みってのにそそられている。
今、ショウガがチューブのしかないから根ショウガ買ってきてからまた考えようーー。



先日のお彼岸には、お団子を作った。田舎なので仏事のお供えには団子が必須の当地。
お盆時にはスーパーの目立つ場所に団子粉の黄色い袋が山積みになる。
うるち米と餅米が半々の団子粉。水で練って丸めて茹でるだけなので作りやすい。
しかし、袋の説明通りに作っても、美味しくないんだよね。
長時間お供えしておく場合はどうせ食べないからいいけれど、
食べ物である以上、もっと美味しくなるはずじゃないか、と食い意地のゴーストがささやくのよ。

で、機会のあるごとに実験した結果。
まず水でこねる時に砂糖を加える。こねた塊をラップに包んで冷蔵庫で12時間以上寝かす。
そして、親指の先ほどの大きさに丸めて茹でる。
おお、おいしいじゃないか。 あんこは缶詰のゆであずきです。

かくして、お供えにあげて1分後には「お下がり」になっていたという事に・・・(^^A;


秋の綺麗な食べ物と言えば、葡萄(ブドウ)。
食べたいなーーー しかしお高いなーーーーと思っていたら、
先日、長野の叔母から須坂の高級葡萄が到来。うれしいーーっ



特に、皮ごと食べられる青い葡萄が大好き。 
先に堪能しつくして、ただいま黒葡萄を賞味中なり~~。


次は、秋とは関係ないが頂き物つながり。
コンビニのないド田舎に住む私に、親切な御仁がUCCコーヒーのおまけを送ってくれる。
8月の「陸・海・空 自衛隊コレクション」のうち、陸と空。
陸自の90式戦車、10式戦車に空自のF-15とF-2A。
あいかわらず、『これはコーヒーがオマケでしょ?』と思う出来の良さ。日本ってすごいな。



所属部隊のシンボルマークとか機体番号とか、シールが2種類付属してて貼るんだが、
これが老眼の身にはなんも見えないほど小さい。がんばって貼りました。

おっと、巨大生物乱入ーーー!




冬の食べ物と今年の愚痴。

2013年12月28日 | 食い物
2013年もあとわずかとなりました。
海っぺりに引きこもりながらもジタバタしているうちに年末になってしまいました。



あいかわらずカネはないが、食いものはある。
長野産の極上リンゴ、長野松代産の立派な長芋、茨城土浦からはレンコンがそれぞれ箱で到来。
私が秋に種蒔きした野菜はまだ収穫に至らないけれど、
近所の婆ちゃんには「そこの畑からネギでも大根でも勝手に抜いていっていいからね。」って言われてるし。
今日はちょっと留守して帰ってくれば玄関にネギの山。 だれ?
餅をつく日なのでお隣さんからは作りたてのあんびんもち。(餅でつくった大福)
ウッホホーイ。

1年前にもらった鹿肉1キロが冷凍庫で眠っていた。
クリスマスにシチューにでもしようかと解凍したが、クックパッドを見て気が変わった。
溶かしたら2ブロックになっていたので、小さいほうはひとくち大に切って、
醤油と酒半々にショウガを入れて煮てみた。うまいっ♪

大きいほうは3日ほど下味つけに漬けておいて、4日目に蒸した。



あっさりしたローストビーフって感じ。柔らかい。
2品ともレシピはクックパッドで「鹿肉」検索してください。最初のほうに出てます。

クリスマスといえば今年もアップルパイとミートパイを作った。
(見た目は去年と同じだから写真は去年のを見てくれw)
ミートパイの中身は少々ミンスミートパイ風にあいびき肉とレーズンとクランベリー。
これはこれで美味しいな。次に作るときは挽肉じゃなくて脂身のついた肉を使ってみよう。

下は今年初めて作る「のらぼう菜」。間引き菜を茹でて食べて見た。
くせがなくて美味しいな。大きくなあれ。



今年は、もう数年前から見にくくなっていた右目を眼科で見てもらったら
「黄斑前膜」という診断で、よく聞く「加齢黄斑変性」と違って失明はしないそうな。
「まだ左目の視力が充分出てるし、もっと年とって白内障の治療をするときに一緒に手術するのが普通です。」
とのことで治療はなし。原因は加齢が一因とな。
ただでさえ近視と乱視と老眼で、近くも遠くも見えないんですけど(泣)
手術は大がかりになるからイヤだけどね。(網膜にひっついた膜を引きはがす)

今年の子宮頸がん検診ではHPV感染した異常細胞があるというので再検査。
LSILで3a、軽度異形成ってヤツ。ここから数パーセントががん化する。
念のために感染検査もしてもらったら、そもそもウイルスはいなかったという結果で脱力。
(子宮頸がんはHPVウイルスによるものだが、感染してもほとんどは自然に排除される。)
細胞も異常なし。「なかなか教科書通りには行かないんですよ。」と、お医者さん。
子宮筋腫は直径8センチまで成長してたけど、「閉経すれば小さくなりますからね。」と、
10年前に最初に見つけた先生と同じことを言われた。
その閉経がなかなか来なかったが、いよいよやっと近づいてきた気配の55歳10ヵ月。
高血圧、逆流性食道炎、皮膚疾患などの治療に通ってて、たまのお出かけはたいがい病院行き。
他にも、ガタガタになった歯はそろそろ限界、足は夏からずっと痛くてすぐ疲れる。胆石もあるんだよねーー(泣)。
夏場に腰を冷やすとピキッとなるから冷え対策に短い腹巻をしたら、それっきり手離せなくなってしまったし(^^A;。

ああもう、思いっきり年齢を感じるこの頃であります。
年齢のわりに大丈夫なのは骨密度とお肌の調子だけかも~~。
来年は通院が減るといいな。
でも、たぶん新年最初の遠出は、年に一度の甲状腺腫の定期検査。(笑)
まあ、ゆるゆると生きていきましょう。



秋の色。

2013年09月25日 | 食い物


叔母が葡萄を送ってくださった。長野県須坂市のぶどうファームからの出荷。
今年のは品種名が入ってなくてさ。
最初に食べた甘くて大粒なのは巨峰かな?ピオーネかな? 皮厚め・タネ時々あり。
もひとつは皮ごと食べられて種なしだから たぶん、ナガノパープル。
もうひとつの黒はお福分けしちゃった。
最後の紙包みを開けたら 白ぶどうだった。皮薄い・種なし。
前にいただいたのは、ロザリオビアンコと黄玉だったけど、今年はどれかな??
葡萄の品種判定ができるほど食べこんでないからわからない(笑)

甘くて美味しいからなんでもいいや♪♪
特に白ぶどうは見た目も綺麗で好き。
私は欧州よりもユーラシア西域を連想しちゃう。緑したたるオアシス都市の葡萄棚ね。

春頃に大手スーパーで買った種なし白ブドウ「トンプソン・シードレス」は南米チリ産だった。
干しぶどうのサルタナレーズンにする品種。らしい。
芳醇とは言えないけれどサッパリとした味で皮ごとサクサク食べられた。
あれはあれでサラダ感覚でいいんじゃないかな。なによりもお安かったしな(^^A;。



彼岸入りの朝のヒガンバナ。
黒い蝶が来ていた。尾状突起がないからクロアゲハではない。
以前は関西以南に限られていた、ナガサキアゲハのオス。
温暖化でずいぶん北上してきているらしい。
ひらひら羽ばたいていたのに携帯電話のカメラで良く撮れたもんだと自画自賛。



今年のマーマレード。

2013年05月21日 | 食い物
あちこち配りまくって、もう残り少ない今年のマーマレード。
今年はブログにのってないじゃないかと指摘されたので取り急ぎ書く(笑)。

画像の右上が定番品、夏蜜柑のマーマレード。
お隣の夏蜜柑がただでさえ不作年な上に昨年の大嵐で潮害をくらって大不作。
他にもアテはあるけれど今年はうちの菩提寺の裏庭から夏蜜柑をもらってきました。
お寺の蜜柑。なんとなく、ありがたいでしょ(笑)。
配り先が最近「食べ過ぎ注意」な方ばかりなので、ちょっと小さめな八角ビンを発注。
田舎でも仏事事情の変化により砂糖の頂きものがめっきり少なくなったので初めて砂糖も買いました。

画像左上は新企画、レモンマーマレード。
レモンは近所2軒のもの。どちらも庭や畑の隅に植えてあるレモンで、出荷用ではない。
さすが酸味の強いレモン。砂糖だけでがっちり固まりました。
皮を刻んだあと、もみ洗いを5~6回やっただけで茹でこぼしはなし。
皮と絞っておいたジュースをあわせて、ひたひたになるように水を足して火にかけてグツグツ。砂糖入れてグツグツ。
少しすっぱすぎるかもしれないが、レモネードにしても良しか。
レモンも夏蜜柑のように中身をほぐせないかと思ったが薄皮がかなり手強くて断念。
絞り器でジュースを取った。

下の2本は毎年いただく愛媛の伊予柑のマーマレード。
今年は食べ残しが少なかったのでわずか6本しか作れず。
いい出来だったので自分用に3本は残したいから、これをもらった人はありがたく思え(笑)。
なんと今年は、お高い商品によくある輪切り入り!!
あこがれてチャレンジしてみたけど、砂糖煮した輪切りをビンに貼りつけたままマーマレードを充填するのは結構むずかしい。
来年はたぶん輪切りなし(笑)。

切干大根。

2013年01月06日 | 食い物



年末に近所へ大根をもらいに行ったら、ベテランの収穫現場に行き合わせてしまった。
『大根? もってきな もってきな もっともってきな。』と、どんどん抜く。
薬味用に欲しかっただけなんだが、かくて、立派な泥つき大根4本+α。
写真は泥を洗って葉も切り落としたところ。葉はいつものように茹でて刻んで冷凍庫行き。

掘りたての甘い大根を生のままシャクシャク食べながら1本はその日のうちに千切りにして干す。
お天気が悪かったのでちゃんと乾かず、翌々日に半干しくらいで取り込んで、
そのまま、麺つゆの素に酢を少し入れたものに漬け込んだ。
元日から食べているけど、カリカリポリポリ美味しいよ。

年が明けて4日。また1本を千切りに。
快晴続きの予報だったので、昼から翌日夕方まで庭に干しっぱなし。
もう一晩、屋内干しにしてカラカラになってから袋詰め。



1kg以上あった大根が60g程度に(笑)。
保存食、切干大根の出来あがりっと♪

青いネットは3段式の大型干し網です。田舎暮らしには必需品。



頂き物やら作ったものやら。

2012年12月28日 | 食い物


月半ば過ぎに茨城県土浦の旧友から特産のレンコンを箱で頂く。
さっそくそれぞれ新聞紙で包んで濡らしてからビニールに入れて冷蔵庫へ。
少しご近所にお福分けしたあとは、大好物のレンコンのきんぴらを大量にしかも3回も作った。



私のきんぴらは亡き母が大昔によく作ってくれた味の再現品。砂糖醤油たっぷり。
母の料理は私が家を出たあとの県をあげての減塩キャンペーンでまるきり薄味になっていた。
最晩年は痴呆のせいかもっと違う味になっていた。
でも私が味を覚えているから再現できる。たまに食べるものくらい濃い味でもいいじゃないか。
レンコンの最後の1本は酢バスにしますか♪



叔母が生産者に頼んで送ってくださる直送の信州りんご。ふじ。
今年のはびっくりするほどの蜜入り樹上完熟品。
透明な蜜のところがわかりやすいように薄切りにしてみたよ。うまうま。



クリスマスだからって何をするわけでもない我が家だが、
ダンナが「アップルパイとミートパイが食べたい!!」とかヌカすので両方作った。
パイ皮はいつもの冷凍パイシートだから2つもホールでは作れない。
スクエア2つになりました。それぞれ4分の1ずつでも充分な大きさ。ゆがんでいるのはご愛嬌。
右側のアップルパイの中身に使ったのは信州産の黄りんご、シナノゴールド。
これは自分で買って冷蔵庫に入れておいたもの。



味が濃く日持ちがするシナノゴールドは切り口の色が変わりにくいのも長所。
砂糖で煮ても驚くほど明るい金色になりました。(右上のはミートパイの中身。)

年末ということで頂き物はほかにも海のもの山のもの、あれこれ数々。
さっきは今日餅つきをしたお隣さんから恒例の『あん入りもち』(当地では『あんびんもち』という)が来たし。
モチの大福なのですぐ硬くなるから食べちゃった。めちゃうま♪

お金はあんまりないが、食べ物だけはたっぷりある我が家は幸せ者だ。
さて、大晦日までにご近所から柚子と大根をもらって来ようっと♪(笑)。



鬼柚子。

2012年12月08日 | 食い物


先日、猫blogの方で紹介した鬼柚子(オニユズ。獅子柚子。)。
ひとつ 500gもあるのを切ってみると・・・



なるほどこれは ザボン(文旦)の仲間。
苦味は ほとんどないと聞いたので、
リンゴを薄く切るように白いところを含めてスライスして砂糖で煮てみた。



少し干してグラニュー糖をまぶせば、「ピール」になる状態だが、
このくらいの柔らかさ・甘さにとどめたほうが食べやすいな、と。
また、『これをパイの中身にしたらどうだろう?』などと考え中なり。



マーマレード作りは春の仕事。

2012年03月28日 | 食い物
2008年から毎年作っているマーマレード。 ・・・はや5年目であるか。
私の恒例の春のお仕事となっている。 私自身はあんまり食べないんだけどね(笑)。
お隣さんの庭の夏ミカンは律義に1年おきに豊作となる。今年のは生食でもおいしい。

というわけで今年は伊予柑マーマレードと夏蜜柑マーマレード。
夏ミカンはヨーグルト向きのゆるめのと、トーストなどに使いやすい固めの2種類。
まだ材料があるので、もう1鍋くらい固めのを作るつもり。(1鍋で9~10本)



ビンは昨年と同じ「中国空瓶」さんから、悩んだ末にスタンダードなビンを購入。
満量350ml。セーフティボタン付ツイストキャップ。金色キラキラ。
そういえば一昨年にこのブログに書いた準レシピだが、
ビンに詰めた後の作業について訂正してあるので、拙記事を参考になさった方はご確認ください。m(_ _;)m。
こちら → 2010年4月4日



猫にマーマレード。 まるきり興味なし。



ダイエット中だけど甘いもの話。

2011年12月28日 | 食い物
無意味に効率悪くばたばたしている年末。やっと年賀状できました。
悩んだわりに今年はシンプル。猫絵なし。あのね、トラよりタツのほうが強いのよ。

今日は庭の龍神さんやお稲荷さんの社を掃除し、郵便受けも赤ペイントスプレーで塗りなおし、
午後は急遽思い立って、予約なしの歯科医院へ行く。
根元まで露出して『もう限界!!』な奥歯を正月前に引っこ抜いてもらおうと。
お高い歯磨きを使っていても歯茎の退縮が止まらない。歯をくいしばる癖がいかんのよ。
ああ、また歯が1本減ってしまった53歳の暮れ(泣)。

帰り道、お隣さんの前に大きなオケとかバット皿とか色々沢山干してあるのを見る。
「今日はなにやったんかな?」と思っていたら・・・



「少しだけど・・・。」と、あんびん餅が到来!!!
えーーーー!! 自分ちで餅つきやってるんだ! 餅つき機とかじゃなくって!!
う~~ん、すごい。と街育ちはシンプルに感心する(笑)。

この“あんびん餅”ってのは、つまり“餡入り餅”。
大福餅のように皮の餅に砂糖やトレハロース糖を入れてない。ただの餅でアンコを包んである。
だから、あっというまに硬くなる。でも、そうなったら焼いて食べるとおいしい。
出来立てだとつきたて餅の弾力が気持ちよく、なんか『うれしくなる』おいしさ。
でも昔々、私が子供のころの長野の大福餅もそんなだったような記憶があるけど。
硬くなった大福餅をストーブで焼いてたもん。今のは焼くとデロンッと溶けますな(経験あり)。
あ、讃岐の白味噌+餡餅のお雑煮って、こういう餡入り餅なのかしら??

“あんびん餅”って名前は、ここ南房総に来て初めて聞いたんですけどね。
長野でも東京三多摩でも千葉船橋でも聞いたことなかったぞーーー
調べてみると熊谷とか山形とかでも“あんびんもち”や“あんぴ(半濁音)んもち”がある。
もしかしたら古い呼び名なんでしょうかねぇ。



↑は、先日久々に作って、しかも小奇麗にできたアップルパイ(笑)。焦げる寸前だったけど(^^A;
もっともパイ皮は冷凍パイシート使用だし、中身は昨シーズン最後に残ったリンゴを煮て冷凍しておいたやつ。
ほとんど手間かかってませんね~  
冷凍パイシートってよく出来てて便利だけど、ホールで作るにはもう少し大きいといいなあ。



ナマの柿はあまり好きではない私。でも干し柿の市田柿は大好き。
正月用品あふれるスーパーで衝動買いしてしまった。お高いのが欠点だな~~(泣)。
秋に『刻み市田柿』の小袋を買って、食べやすかったんだけどいったいどこで買ったのか忘却・・・

いただきもの食糧。

2011年09月17日 | 食い物
毎年だいたい8月後半にはもう暑さに逆らう気力がなくなって、残暑の9月はグダグダになる私です。
今年の当地は昨年にも増して暑い。で、ずっと雨がほとんど降らない。台風のときもほんの少々だった。
毎日、昼はクワァ~~ッてくらいのピーカン晴れ。夜もじと~~っと暑く、高い湿度にしたたる汗。
西風さえ吹けば我が家は過ごしやすい造りなのだが、その風もなく・・・うわぁちちちちちちちちいっ
肌がじっとりして両生類になってしまいそうだ。ケロケロ。
当然、ノーミソもふやける。ああ、映画ブログまた放置中・・・

こっちのブログもネタがないわけではないのだけれど、ふやけたノーミソで長文考察はめんどくさい。
いただきものでも並べてみますか。



↑ 地元で釣れた大きな黒鯛(クロダイ、チヌ)。頭落としてから写真撮る手際の悪さ(^^A;
身は塩焼きに。頭は汁にしていただきました。うめっ♪♪



↑ さるスジから頂いた秩父の天然アユ。冷凍でどっさり来ました。
到着した日には、小ぶりのを半ダース塩焼きにして山盛りにして食べた。ぐふふっ♪
山国生まれなので、川魚も大好きです。まだ冷凍庫にいっぱいあります



↑ 別々にいただいた熱帯フルーツ。
ドラゴンフルーツは地場産。アップルマンゴーはなんとアフリカ産とか。
両方ともただいま追熟中なり。



↑ 近所の畑から来た、掘りたての落花生。バケツに山盛りほど。
まずはよく洗って、その日のうちに半分以上は塩ゆで。大なべで殻ごとぐらぐら1時間。
残りはこうして干しておきます。振ってみてカラカラと音がするようになったら、炒ります。
殻ごと炒るのは一般家庭では大変なので、たぶん今年も中の豆だけ炒ることになるでしょう。
掘りたてをやわらかく茹でた、びしょびしょの落花生は産地だけの楽しみですが、
数日中には食べきれなかったのでこれも中の豆だけにして冷凍しました。
野菜炒めなどの料理にも入れます。中華料理の炒め物に入ってるナッツみたいな感じに考えてください(笑)。

今日のメニューは自家製ジャガイモと自家干しワカメの味噌汁。自家製カボチャの煮物ほか。
昨日は自家製ゴーヤの炒め物と、いただいたアジを塩焼きに。
そろそろお隣から巨大な冬瓜をもらってこようかな・・・・・・・・・

小樽駅弁「海の輝き」。

2011年08月11日 | 食い物
長野から海っぺりに戻るとき、東京駅でいつもお弁当を買います。ダンナへお土産を兼ねて。
買う場所はグランスタの各店、大丸地下、駅弁売店などそのときによって色々。
先日、東京駅改札内グランスタ・ダイニングで買った駅弁。
主に有名飲食店とのコラボ弁当を扱う店、「ニッポンの駅弁」にて。
JR北海道函館本線 小樽駅の「海の輝き」 1260円。
来年の北海道デスティネーションキャンペーンのプレ企画の一環らしい。



焼きウニのいい匂いがしてたので、即決。
約3時間後、自宅でいただきました。パッケージ写真に偽りなし、のボリューム。
甘めの酢飯の上に玉子焼きとシイタケとキュウリとシシャモの卵を散らし、その上にウニとイクラをたっぷりまんべんなく。
シイタケやキュウリは細かく切ってあるので、全部の具材がバランス良く一体となった味が口中にひろがります。
う ま い っ!!! 特にウニ!!

後で調べたら現地でも予約したほうがいいくらい、製造数が少ないらしい・・・。
そういえばグランスタでも朝8時台で3個あっただけでしたっけ。(うち2個ゲット♪)
駅弁フェアなどで見かけたら、ウニ好きは迷わず購入をオススメします(笑)。

ひとつ難点をあげれば、全面同じ味なので黙々と食べ続けると最後少々厭きます。
箸休めというか口直しにピリシャキな味の漬物が欲しいところ。 たっぷりのガリでもいいな。

再びのアンコウ。

2011年05月06日 | 食い物
また、「アンコウあげるから取りにおいで~~」とお呼びがかかる。
びゅんっ


コンニチハ。(もう生きてないけど)


んがぁ~~~


でろ~~ん

いただいたのは上の個体ではなく、この3倍くらい大きいヤツを解体した一部だそうで。

せっせと調理ハサミで骨から身を切り取って・・・(包丁むりっ)
とりあえず濃いめの下味つけて冷蔵庫に保管。
翌日、さあ唐揚げに。と思ったら片栗粉を買い足すのを忘れていました。
で、急遽 天ぷらに。
私の天ぷらは衣が薄いし下味はしっかり付けてあるし。唐揚げに近いものになりました。
ついでに自家製ソラマメの掻き揚げと、冷蔵庫にあった生シイタケも天ぷらに。
ゴハンはこれも到来モノの筍で作った筍ご飯・ソラマメ散らし。
ご馳走でございましょ???(笑)

なんで出来上がりの写真撮らないかなーーー自分? きれいに盛り付けもしたのに。
あ、前回より具の多い煮凝りも作りました。(^^A;



新ショウガと昆布の佃煮 及び アンコウを料理する。

2011年04月28日 | 食い物
ショウガというものは 今頃植えつけるものらしい。
夏ごろから葉ショウガだの新ショウガだの土ショウガだのって収穫するらしい。
せっせと盛り土したり肥料やったり水やったりしなくちゃダメらしい。
なんだかよくわからないので、なんとなく栽培には手を出さずにいる。
ショウガが収穫できれば色々便利だよな~~~ とは思うのだが(^^A;

去年、長野の叔母にもらった「新ショウガと昆布の佃煮」がとっても美味しかったので、
作り方を聞いておいた。一部ではかなりメジャーなレシピらしい。
久しぶりにスーパーに行ったら早くも高知産の新ショウガが出ていたので思わず買う。

叔母に聞いたままのレシピ。

・新ショウガ 1キロ。スライスして千切りにして、さっとゆであげておく。
・醤油 150cc みりん 100cc 砂糖 200g を煮詰める。
・ショウガを入れて煮る。
・「ふじっ子」昆布(塩こんぶ。乾物売り場にある。)200gを加えて煮詰める。
・炒りゴマ(白でも黒でも)を入れる。  おしまい。



これが美味しくて、ご飯がいくらでも食べられる。
私が買ったショウガは400gくらいだったので調味料の分量は半分弱にした。
昆布文化圏の地域では、塩昆布じゃなくて出し昆布を千切りにしたりするのかな。
でも味つき塩昆布って便利だわ(笑)。浅漬けにも使えるし~~
さて、地元産の新ショウガはいつごろ出回るのかな? わくわく。


また過日、
「アンコウ食べるなら取りにおいで~~」と近所からお呼びがかかる。
びゅんっと行ってみると、解体済みのアンコウが。
鍋の需要は過ぎて魚の肝も小さくなっている春だから、もらえるわけである。
鍋以外なら、どうやって食べるのか?
「ゆでて骨抜いて食べやすい大きさに切って、肝は血抜きして空炒りして味噌を混ぜて、
そこに身を混ぜる。酢を使う人もある。」 ふむ。
どうやら、『とも合え』 および 『とも酢あえ』というものらしい。
かくて、食べたことはおろか見たこともないものを作る・・・(笑)。

肝が少ないので、大きく身が取れるところはナマのまま唐揚げ用に取り置く。
残りの骨付き部位とヒレだの皮だのを大鍋でゆでる。
プヨプヨとなんだか捕らえどころのない身で、魚というよりエイリアンの肉♪ ケケケ
さめたら骨を抜いて。
水にさらしておいた肝をフライパンで炒めるとじわじわと油がでた。
味噌を溶かして、ゆでた身を投入して混ぜ炒める。・・・これでいいのか?(^^A;
肝の旨みを生かすもののようだ。一晩寝かせるとより美味しくなった♪

唐揚げ用は、醤油と酒で下味をつけ片栗粉をまぶして揚げた。
味ポン風のもの(そばつゆの素+レモン)をつけて食べる。
おいしい~♪♪ 淡白なのでもっと濃い味をつけても良かったかも。

ゆでた後に『とも合え』に使わなかった身と刻んだ皮は器に入れて冷蔵庫へ。
翌日取り出してみると、ゼラチン質(コラーゲン)でブリッブリに固まっていた。
これがとんでもない弾力で、取り落としたらマナ板の上で2回跳ねた。(ホント)
どうも食べにくいので、鍋でもう一度溶かして濃いめの煮魚の味付けをする。
砂糖、醤油、酒、みりん、ショウガ。 それをまた器に入れて冷やして・・・・
美味しい煮凝りが出来ました♪♪♪



アンコウの翌日、別口から『釣りたてのイカ』が到来。
透明!新鮮!! 皮がするする剥けて自分の腕があがったような気分(笑)。
大きめのを刺身に。 小さいのは醤油と酒につけておいて翌日焼いて食べた。
さらに同時期に『筍ご飯』と『アサリの佃煮』も頂いたという、『いただきもの暮らし』な日々(^^A;。


追記:この晩おそくに筍も来ました(笑)。あ~~ いい季節だ。