犯人は国家公務員としての守秘義務違反で起訴されている。
一方で、その情報を公開せず秘密にしている政府に対する批判もあがっている。
秘密を漏らした人が悪い、他方では情報を隠すのが悪いという、矛盾した図式になっている。
個人情報とか企業秘密の守秘義務は大事だけど、食品の偽造など、人の安全にかかわるような悪いことは、いくら守秘義務があるとはいえ、悪事を働き続けたままにしておけば、人々に被害が及ぶ。この場合、自分の仕事が犠牲になってもいいから、正義感をもって告発することも必要ではないか。
ドラマ「医龍3」では、公開手術を患者が嫌がっていたからビデオを止めたというのがあった。講堂では大混乱。でもそれでいいと思う。患者の不安を避けることこそ最高の正義なのだから。
世の中矛盾だらけ。ルール上はこうだ、上の人の言いつけはこうだ、でもこれに従うのは正義としてどうか、と思ったら、ルールや言いつけを無視して思い切った行動をとってみてはどうか。
今回の尖閣ビデオ事件も含め、正義について考えさせられた。
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