最近、来月末までの臨時の仕事が見つかりました!こんな記事ほんとは定職についてから書くのがベストだけど、2ヶ月たってすっかり賞味期限が切れた話題だし、定職が見つかるのがいつになるかわからないので、早めにブログにのせます。
9月といえば、チリの落盤事故の被害者の家族に生まれた女の子の赤ちゃんに「エスペランサ(希望)」と名づけたというニュースをやっていたころだけど、『塀の中の中学校』の生徒の中にも「希望」という名前の人がいた。彼は「希望という名前なのに希望がかなわなかった」と言ってた。
同じく希望がかなわなくて、希望さん以上に気の毒だと思ったのは「龍神姫之丞」と言う人で、彼は旅役者の父を持ち、彼も女形をさせられ、旅役者だから転校も頻繁で甲子園に行きたいという夢がかなわなかった。これが嫌で父を刺した。
ちなみに私は高3のとき、「スカートをはいてみたい」と言ってお父さんにものすごい剣幕でしかられたことがある。これと照らし合わせて思えば、生まれた家庭によって女装したいと言って怒られる人もいれば、女形の跡継ぎとして期待され、いやいやながら女装させられる人もいて、世の中って不公平だなーと思う。
こういう女形関係の話は『金八先生』とか『週刊ストーリーランド』とかでも見たけど、『塀の中の中学校』はフィクションではなく実話をもとに再構成して作られたものだから、どうしても現実問題として考え、現実問題として感情を持つんだよね。
龍神姫之丞に面会に来たときのお父さんは新しい赤ちゃんを抱えながら、好きなことをさせられなかったことをわびて、大学の願書を見せて「これで神宮に行け」と言ってた。その後姫之丞が赤ちゃんに向かって「大きくなったら、一緒に『人生いろいろ』踊ろう」と言った一言が、どうも気にかかる。実話だから、その赤ちゃんも実在することになるはず。姫之丞の二の舞になっていやいやながら女形をされられてはいないかしら。ちゃんと自分の好きな道を歩んでいるかしら。先が思いやられる。
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