注目の橋下市長

大阪都構想、首相公選制、義務教育の留年制など、日本を大きく変えようとしている橋下徹大阪市長は今注目されている。

首相公選制
首相公選制を導入するぐらいなら天皇制を廃止して大統領を置くべきだと思う。皇室の方々を自由の少ない特別な立場から解放して普通の人間と同じ生活を送れるようになるのが望ましい。
大阪府では、教員に『君が代』斉唱時の起立を徹底させる方針をとっているが、『君が代』の歌詞とは逆の「一年でも一ヶ月でも早く天皇制が撤廃されること」を願う精神こそ、今の日本人に求められていることだと思う。


義務教育の留年制
国によっては普通に行われているみたいだけど、あまり賛成できない。
私は中1の時、高校に行きたくないと言ったら、「弱虫だな、小学校に戻れ」みたいなことを言われたことがある。これと似たように、留年が嫌がらせに利用されないか心配。
反対に、学力が先に進んでいて、かつ本人の希望がある人が飛び級できるような体制を整えることには大賛成だ。


大阪都構想
「府市合わせ」とやゆされる、大阪府と大阪市の二重行政によって問題がおきている。これから脱却するために、東京都の東京23区のように、大阪市をなくして区だけにしようというもの。
これに関して、私は大阪市を直轄市にすることも視野に入れてもいいと思う。つまり、大阪府の中の大阪市ではなく、大阪府から独立して都道府県と同格の大阪市になるということ。
直轄市は日本の周辺の中国、台湾、韓国にもあって、中国の北京、上海、台湾の台北、高雄、韓国の釜山などは直轄市だ。直轄市は日本にない制度だけど、導入されたら斬新でいいと思う。

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小谷野敦　洋泉社で検索