現在、保守党が与党ですが、野党の労働党が議席数を伸ばし政権を奪還する可能性が高いと見られます。
保守党は18歳の男女を対象に1年間の兵役もしくは社会奉仕を義務付ける「ナショナル・サービス」の導入を公約に掲げており、反発も予想されます。
政権交代があった場合、王制廃止の機運が高まるかどうかも注目したいところです。
2021年11月にバルバドスがイギリスの君主を元首とする君主制を廃止し共和制に移行し、同じく英連邦王国のジャマイカ、ベリーズ、アンティグア・バーブーダでも共和制移行に向けた国民投票を検討しているところです。
世襲によって生身の人間が君主として国の象徴としての役割を担う(そのため個人としての自由はかなり制限される)というシステムは、現代社会にそぐわず時代遅れだと言えます。自国に君主がいるイギリスでこそ君主制を廃止し共和制に移行しようという動きが高まるのが望ましい。
イギリス "王室不要論"
生前退位-天皇制廃止-共和制日本へ
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