2016年の大統領選の際は世論調査では対する民主党のヒラリー・クリントン氏が大きくリードし、トランプ氏は勝ち目ないように思われたが、まさかのトランプ氏の勝利という結果になりました。その結果について、前任のオバマ氏がアメリカ大統領として初の黒人だったため、それに続いて初の女性大統領が誕生することに抵抗があったのではないかという見方もあります。
トランプ氏は暴言や過激な主張を繰り返し、悪役的イメージが強く、また、大統領に就任して間もなく数多くの大統領令を発出したことで不安視されていました。
しかし、ロシアのウクライナ侵攻を受けて、(2020年の選挙で)バイデンさんではなくトランプさんが大統領になっていたらウクライナ侵攻は起こらなかっただろうという論評も聞かれるようになり、「トランプ待望論」も浮上しました。トランプさん自身も自分が大統領になったらロシア・ウクライナ戦争を終わらせると主張していて、期待が寄せられているもようです。
「トランプ大統領だったらウクライナ侵攻はなかっただろう」という推測は、16年にトランプさんが大統領になって20年にバイデンさんに替わった結果を受けてのもの。あくまでもたらればの話ですが、もし16年にクリントンさんが当選して、20年の選挙でも民主党から大統領が当選していたらと考えると、違っていたかもしれませんね。
トランプさんは本音を言う方とも思います。「エルサレムをイスラエルの首都と認める」、「台湾を国として認める」などと主張した点は、(政治的・外交的都合により実際の運用とは異なる建前があるものに対して)現実を現実として認める現実主義者でもあると言えるでしょう。
イスラエルがパレスチナで展開しているテロ組織掃討作戦で多くの民間人が犠牲になっているため、イスラエルへの軍事支援を行っているバイデン政権に対する批判票がトランプさんに流れたことも影響したと見られます。
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