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何か違う企画でうき特製のお菓子をお送りします♪



浅草歌舞伎に行って来たなり〜







埼玉の道路陥没、えらいことになってますね。
トラックの運転手の方、何とか助けられないもんかしら。
時間だけがどんどん経って、ご家族はお辛いよね。

さて、先日の観劇の記録を忘れないうちに残しておきたいと思います。
↑知らんおばちゃん、ずっと写真撮っててどいてくれなかった。
まずは初日に昼夜通しで観た「浅草歌舞伎」
世代交代の1年目。
橋之助さんが座頭になって、鶴松さん・莟玉さん・鷹之資さん・玉太郎さん・染五郎さん・左近さんの7人の公演でした。
えらく若返りましたな。
染五郎さんと左近さんは10代というから、松也さんの半分の年齢やん。(笑
お年玉のご挨拶は鶴松さんで、勘三郎さんへの感謝と、自分が参加出来ると思ってなかったとおっしゃってたな。
昼の部の演目は、「絵本太功記」と仮名手本忠臣蔵の「道行旅路の花聟」
「絵本太功記」は夜キャストを替えて上演されました。
面白い試みだと思うけど、私はどうにもこの絵本太功記が好きになれんのです。
昼は武智光秀を染五郎さん、十次郎を鷹之資さん、初菊を玉太郎さん、佐藤正清を左近さん、操を鶴松さん、真柴久吉を莟玉さんが演ってました。
だいたい、久吉と間違って竹槍で母親を刺す?
着物着てんのに、竹槍が貫通する?んで死ぬ?
んなバカなやで。(笑
光秀ダサいしさぁ、旅の坊主に扮する久吉も怪しさ満点やん。
↑染五郎さんの光秀はサイコパス味もあってニンだと思った。
眠気を誘うんだよねー。
必死で我慢してたら、頭が痛くなったよ。
唯一、十次郎と初菊の恋は微笑ましくていい。
鷹之資さんの十次郎、まっすぐでよかった。
席は最前列の下手側通路でした。
片方に人がいないだけでストレスが随分違うのね?
花道も見やすいし、ええ席でした。
二幕目は「道行旅路の花聟」という舞踊劇。
勘平が職務を怠っておかると密会してたばっかりに、主人が殺傷事件を起こしちゃったんだよねー。
主人は切腹、お家断絶となったわけだからさぁ、ここはあんたも切腹のところやんな。
それをお軽が上手いこと言うて、里に連れて行くんだよね。
とんだあばずれだよ。(笑
つうか、結局、悲劇に巻き込まれんねんから、潔く切腹しておいたらよかったんちゃうんかーい!
おかる役の莟玉さんは美しかったし、橋之助さんの他人の意見に流されやすい弱い勘平も“らしくて”よかった。

夜は「春調娘七種」「絵本太功記」「棒しばり」
お年玉のご挨拶は、玉太郎さんで浅草グルメについて話してみえました。
去年のお兄さん達に比べたら、トークはまだまだね。(笑
「春調娘七種」は曽我十郎五郎と静御前が春に七草にちなんだ踊りを披露し合う舞踊劇。
まぁ、コレはただただ美しかったわね。
夜の絵本太功記」は光秀を橋之助さん、十次郎を鶴松さん、初菊を左近さん、佐藤正清を鶴松さん、操を莟玉さん、久吉を染五郎さんが演ってみえました。
橋之助さんが光秀?と私の中でイメージじゃなかったんだけど、狂気の部分も上手く表現してたと思う。
初菊は断然左近さんの方が好きだったな。
↑熟すだけで精一杯でカクンカクンした所作になっちゃうみたい。
ふふふ、美しいものが好き。
最後の演目「棒しばり」
これはねぇ、若い人がやる方がスピードもパワーもあっていいよね。
席は最前列のど真ん中。
汗がかかるんじゃないかと思うほど間近で、ええもん観せてもらいました。
↑ 鷹之資さんは一度も扇を取れなかったけど。(笑
所作台の振動まで伝わって来たよ。
迫力あったなぁ。
2人の滑稽な踊り、観てる者も楽しい気持ちになったわ。
特に染五郎さんのアホ顔は秀逸だったよ。
役の幅を広げて吸収して、どんどん引き出しを増やす時期なんだろうね。
この1年ほどの成長は、目を見張るものがあるわ。
先月のシュテンも本当によかったもんなぁ。
ええねぇ、多少拙くても若い人の一所懸命はそれだけで尊いね。
おばちゃん、少し元気がもらえたよ。
寿命が30分くらい延びた気がする。
ハハハ。


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