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何か違う企画でうき特製のお菓子をお送りします♪



1月の歌舞伎座に行って来たなり〜







今日は卒論の〆切の日、間に合ったんだろうか。
朝から学生から「研究室の大型ホッチキスが壊れた」と焦って電話が入って来てねー。
↑製本するために卒論(紙の束)をホッチキスで留める。
は10時から西尾で会議が入ってるから、午前中は大学に行けないんだよぉぉ。
かなりテンパってる学生に「事務に借りに行け、貸してもらえなかったら買いに行け」と指示してたわ。
「買いに行け」言うけど、徒歩で行ける文房具屋があらへんやん。
しゃあないなぁ、貸してもらえなかったら、うっさんが買いに行ってあげるから自宅に電話しておいでよ。
言うて電話を切ったんだけど、無事事務で借りられたらしい。
やれやれ、朝から焦ったよ。
ったく、ホッチキス一つで一年留年したらシャレにならへんでなぁ。
なんと言っても、卒論の〆切の時間は絶対だからね。

さて、先日の観劇の記録の続きね、
2日目は歌舞伎座の夜の部を観ました。
演目は「熊谷陣屋」「二人椀久」「大富豪同心」
なんでそんなことのために自分の子殺すねんとか、奥さん置いて出家とか身勝手やん!といつも通り突っ込んどりました。
元々熊谷陣屋は好きやないんだけど、芝翫さんの義経が酷過ぎた。
滑舌もそうだけど、品がないんだよねー。
歳を重ねてどんどん下手になるのは何故?
どうしちゃったんだろ。
相模が萬寿さん、藤の方を雀右衛門さんとおじいちゃん達がやってるのもなぁ。(笑
薹が立ちすぎてるで
松緑さんと吉右衛門さんを比べるのも詮無いことだけど、やっぱり物足りないよね。
「2013年」吉右衛門さんの熊谷陣屋を観てる。
眠気を抑えるのに苦労したわ〜。
「次の二人椀久は暗くなるから絶対に寝ちゃう」と思ったんだけど、これがまぁ!良くてねー。
なんだろう、フラメンコを見てるようだったよ。
壱太郎さんと右近さん、めっちゃ情熱的だったの。
強く深く愛し合う2人、この世では触れ合うことの出来ない切なさ。
もう涙もんだった。
二人椀久でこんなに感動したのが初めてかも。
ええもん見せてもらった。
席はセンターの最前列で臨場感たっぷりだったけど、引きで見たらもっと幻想的で美しかっただろうな。
最後の大富豪同心はテレビの設定、ストーリーをそのまま使ったみたい。
卯之吉が彼にそっくりな将軍の弟の幸千代と入れ替わって、そこに許嫁が訪ねて来てピンチ!という回の話でした。
清少将を巳之助さんが演ってみえたんだけど、もう清少将は彼しかいないよね。
再現率も高くて、めっちゃニンだった。(笑
あとは皆んなが一所懸命ふざけてて(特に笑三郎さん!)、観てる方も楽しくなる演目だったのよ。
後ろのおばあちゃん2人が茶の間のようにお喋りをしながら観てて、イラッとしつつも「さぞ楽しいだろうな」と思っちゃった。
本音は私もやりたいと思ったのよね。
ホホホ。
応援上演じゃないけど、昔の芝居小屋のように上演中お喋りお弁当OKの日があっても楽しいだろうなぁ。
「そういう砕けた観劇もいいじゃないの?」と思えた演目でした。
太鼓持ちの銀八は右近さんだったんだけど、「コレ、猿之助さんだったらなぁ」とちょっと思ったことは内緒。
最後は中途半端な感じで「続き」で終わって、テレビのエンディングのダンスを皆んなで踊ってたの。
↑一緒に踊りたかった!
皆さんキレキレッだったよ。
面白いラストだったわね。
お客さん、皆んな幸せな気持ちで帰れたんじゃないのかな。
幸四郎さんは弥次喜多の代わりにしたかったのかも。
ふふふ、続きは納涼歌舞伎だったりして。
何にしても続きを楽しみにしてる〜。


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