かぎ針編み・無料編み図 ATELIER *mati*さんの、
畝編みの靴下を参考にして編んだ、
オーガニックコットンで編んだ長編みの畝編み靴下の編図です。
(*mati*さんの編図は、http://atliermati.blog102.fc2.com/blog-entry-732.html)
これを基本に、みなさんのサイズに合わせて変更して編んでみて下さい。
足首部分と足の甲の部分を同じ長さにしていますが、お好みで変更したり、楽しんで下さい。
この靴下は、途中で糸を切る事なく編み続けられます。
かさ毛糸の様に長い糸で編むと、糸の処理が最小限で済むので楽ちん。
(↑本体の段数を偶数にして下さい。
そして、足裏側、足の甲側を同じ段数にして下さい。
足裏側=増し目と減らし目をする部分
足の甲側=平坦に編む部分)
踵部分が深い場合は、
つなぎ目が足の横ではなく、足の甲側に上がってくるので、
その場合は、糸を切って、爪先部分を編まないといけません。
でも、踵を深く編むと、
編む段数が少なくて済むので、早く編めるし、毛糸の量も比較的少なくて済むと言う利点もあります。
サイズにあわせて編む方法として、私の方法は、次の通りです。
1)踵部分を試し編みする。
作り目3目くらいで始めて、
踵の角度(足裏と足首の角度)が
90度になる様な増し目の方法を見つける。
2)踵 先端部分を試し編みする。
1をそのまま続けて編み、
実際に踵に装着してみる。
3)つま先部分を試し編みする。
この靴下の編み方は、減らし目でつま先の先端に向かって編む方法ですが、
試し編みは、先端から増やし目で試し編みする。
4)5目程度の作り目をして、本体を何段編めば良いかを試し編みする。
適当段を編み、輪にして、足を実際に通してみる。
踵が通る事が最低条件、そして、靴下の口部分がゆるくなり過ぎない段数を見つける。
5)2~4を元に、計算をして、編図を作成する。
これで、糸が違っても、編み針の号数が違っても、ゲージが違っても、足の形が違っても、
サイズにあった靴下を仕上げる事が出来ると思います。
以前に、同じ糸で、*mati*さんの引き上げ編みの靴下を編んだのですが、
これが、とても心地よくて、履いていて、とても気持ちが良かったのです。
足元から、幸せが上がってくる?と言う感じかな?
この糸、お薦めです。
私は、手洗いせずに、ネットに入れて洗濯機で洗いましたが、縮みませんでした。
でも、洗濯機や水質で変化するかも知れませんので、
最初は、温度や脱水時間に気をつけて試される方が良いでしょう。
※1)編図の長編みの記号は、長編みの畝編み記号として、解釈して下さい。
※2)踵の減らし目部分 と つま先の減らし目部分の、長編み畝編みの記号を省略して書いています。