昆布酵母と玉ねぎ酵母をVitamixを使って簡単に仕込をしました。
簡単に仕込むだけでなく、使いやすくもなりとても便利です。
詳しい酵母の仕込方法は、ここでは説明出来ませんので、
”ウエダ家のえがくスープ”などの本を参考にして下さい。
先ずは、昆布酵母ですが、
昆布酵母は、カビが生えやすく、
そして、昆布そのものは使わず、酵母液だけを使うので、もったいない気がしていまいした。
そこで、Vitamixを使って、昆布を細かく砕いて、酵母を仕込む方法を思いつき、
お陰様で、カビも生えず、昆布を無駄にする事もなく大満足しています。
和風の汁物のお出しや、ご飯を炊く時などにどうぞ。
今回は、1リットルの瓶と、乾燥昆布10gを使いました。
(作り方) ※基本詳細は、ウエダ家さんのご本を参考にして下さい。
1)使用する瓶を計に乗せ、昆布を10g計る。
2)1に瓶の9分目位の水を入れる。
3)2をVitamixの容器に入れ、昆布が柔らかくなるまで置いておく。
4)瓶を綺麗に洗い、熱湯消毒する。
5)熱湯消毒した瓶を、お湯から出し、瓶が冷めるまで置いておく。
6)昆布が柔らかくなったら、Vitamixで撹拌し、
冷めた瓶に入れ、蓋をしっかりし、優しく瓶を振り、冷蔵庫に入れる。
そして、次は、玉ねぎ酵母ですが、
これは、おろし金ですりおろす代わりに、
Vitamixを使って、涙を流さず、早く簡単に仕込みます。
先ずは、みじん切りモードで、撹拌して、
みじん切りが出来なくなったら、残りの玉ねぎを入れて、
タンパー(棒)をセットして、一気に撹拌して出来上がりです。
とっても簡単に出来ます。
※みじん切りモードは、
レベル5程度にして、刃を回しながら、食材を投入する方法です。
これをする事で、刃の下にカットされないままの食材が残る事がありません。
今回は、玉ねぎ2つで750ml程度になりました。
玉ねぎ酵母は、スープや炒め物などに使っています。
玉ねぎを飴色になるまで炒める手間も省けます。
カレーなどにお薦めです。
それから、使用する瓶について少し。
ウエダ家さんのご本では、”マヨネーズ瓶”を使用するようにとなっていますが、
カナダでは、そのような瓶を手に入れる事が出来ませんでした。
(カナダのマヨネーズが入っている容器とは違います。)
その代わり、ジャム等を真空保存出来る瓶を使っています。
真空保存できる瓶なので、瓶の中の空気は、外に出る事が出来、
瓶の外からは、空気が入らない仕組みになっています。
なので、この瓶を使うと、
酵母が発酵して、ガスが瓶の中に沢山たまっても、瓶から出て行ってくれるので、
瓶が爆発する事もなく、瓶を空けるときの事故も少なくて済むのでお薦めです。
ただ、この種の瓶は、ケース売りが一般的で、少しだけ欲しい場合は、悩みます。
しかし、トロントにある、Solutions や Degrees Kitchen Storeでは、小売りもしていますのでご参考まで。
でも、今の時期は、季節外れなので、
店頭では、手に入らず、オーダーする事になるかも知れません。
地物の野菜や果物が手に入る頃になれば、種類も数も揃います。
Solutions
2329 Yonge Street
Toronto, Ontario
M4P 2C8
https://www.solutions-stores.ca/ecommerce/control/pretailFindStorelocation?storeId=10013
Degrees Kitchen Store
2588 Yonge Street
Toronto, ON M4P 2J3
http://www.degreeskitchen.com/
※自家製酵母作りについての大事な詳細は、
ここではお伝え出来ませんので、ウエダ家さんのご本を参考にして下さい。
熱湯消毒の際には、火傷には充分注意され、Vitamixの使用も怪我や事故のないように注意して操作して下さい。
火傷、怪我、事故などがあっても、こちらでは、責任を負えませんので、
全て自己責任の上、行って下さい。