明日は明日の風が吹いたら私が儲かる

作詞、短歌、川柳、俳句などに目覚めたユリシーズのたわいない日記。
主に言葉のことに関して書き連ねてみます。

作詞102 『Someday』

2012年05月14日 13時02分08秒 | 作詞(旧作)
『Someday』



綺麗な思い出にしたいなら
素敵な名前を付けてね
恋の物語のヒロインのように
甘く切ない響きで囁いて

抱えきれなくなったのは
あなたの方でしょう?
私は心の赴くままに
自由に振舞っただけよ

口づけるたびに
私の毒があなたを苦しめればいいと
深く深くしがみついた

さようなら 私を歌うあなた
どこまでも優しく どこまでも残酷で
さようなら あなたを愛す私
どこまでも浅ましく どこまでも真摯で



退屈な恋だったとしても
それが嫌なわけじゃないわ
本当の想いまで知ろうとしない
臆病さで触れられたくない

何一つくれないのに
「頂戴」なんてないわ
私だって期待することは
いくらでもあるのよ

その言葉も 微笑みも あなただから 見せてあげたの

抱き合うたびに
あなたの毒が私に染付けばいいと
深く深く求めてた

さようなら 私にすがるあなた
どこまでも美しく どこまでも愚かで
さようなら あなたが欲しい私
どこまでもずるく どこまでも健気で


知らない名前で私を呼んで
聞き惚れるように語って
嫌なことなど微塵も匂わさないで
涙するほど上手く嘘にして


その歌を私はいつか聴くわ


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