明日は明日の風が吹いたら私が儲かる

作詞、短歌、川柳、俳句などに目覚めたユリシーズのたわいない日記。
主に言葉のことに関して書き連ねてみます。

作詞108 『罪も罰』

2012年04月30日 16時03分45秒 | 作詞(旧作)
『罪も罰』



蒼い光が 私を誘う
暗い忘却の暮れ 星は今どこに

加工され尽くした 私の微笑み
沈みゆくのは 余りに重いから

尖った獣の牙のように 歪な回路に夢を進めたの
閉ざされてく扉を抜けて 後ろには何もないから

ネジを巻いて 呼吸をする
生きとし生けるモノたちよ
タガを嵌めて 逃げられない
死にゆくのは私が 愚かだから?



「天に居ます方よ 私を憐れんで
背きの罪咎を 清めてください

隠された偽りや 秘する過ちを
洗い流して 雪よりも白く」

誰かの記した言葉にも 見いだせる本物があるの
越えられない壁などはないわ 決して振り返らないで

身を捧げて 血を流して
死を選び滅びたモノたちよ
タガは外して 飛び立つわ
生きることは私が 選べるはず


あらゆる モノに名を付け
振り分け捨て去る人達よ
名など意味は 持たないわ
私の価値は私が 決めるから


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