明日は明日の風が吹いたら私が儲かる

作詞、短歌、川柳、俳句などに目覚めたユリシーズのたわいない日記。
主に言葉のことに関して書き連ねてみます。

作詞104 『世界讃歌』

2012年05月08日 11時03分30秒 | 作詞(旧作)
『世界讃歌』



愛し方を知らないから
愛そのものになろうとした
人はとても弱いから
どうせ終わることなど分かってた



毎日靴を履き
毎朝歯を磨き
まるで普通の
まともな人のふりした

一切興味なんてないのに話に加わって
理解しているような顔で頷いてみたりした

愛し方を知らないから
愛そのものになろうとした
人はとても弱いから
どうせ終わることなど分かってた



心はヤスリで削れ
魂なんてか細くて
器になってる
身体に申し訳ない

大切な人なんてホントは思ってないの
自分すらもどうでもいいろくでなしかもね

生き方を知らないから
誰かの真似してみようとした
人はきっと虚しいから
どうせ無駄なことなど知っていた


でもね…本当は
愛されてみたかった
嘘でまみれた世界で
本物に出会いたかった


空は今日も青く澄んで
あらゆる全てを讃えるように
美しすぎたから
全部捨ててしまったの「ごめんね」


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