umeの*らくがき帳*

猫との暮らし*
たあいない日々のごく個人的な記録
***ときどき ぬり絵

ミルクとすばる

2015-06-14 17:00:02 | ねこ
すばる が来て一週間たちました。
子猫同士の先輩、後輩の付き合いを
はじめた二匹でしたが………
この一週間で変化が。

まず
3日目、仕事中の私に
「仲良くやってるよ」と
母からメールがきていたので
すっかり油断して帰宅しました。

待ちかねたように出迎えた母。
今まで見たことのない
眉尻を下げて八の字にした
めちゃめちゃ微妙な表情で
「それがね…」と言葉を濁します。

いったい何が?と
二匹を探すと、、、




こんなことに………
おっぱいをあげています。
もちろん出てはいません。

これはどうしたらいいのか?
経験がないので全くわかりません。
昨日の今日で、ここまでくるとは
全く考えていませんでした。
どうしたらいいのでしょう?
やめさせた方がいいのでしょうか?

離そうとすると
ミルクが場所を移してしまいます。
すばる についておいで、と、
んるるる~んるるる~、と鳴きながら。

おっぱいの途中、
グルーミングしているうちに
急に抱え込んで
すばる の首の前を噛むミルク。


これにも内心焦りました。
はじめ、声も出ない すばる に
うっかり殺してしまうのではと不安に。
大事な順位付けとのこと、
ミルクも猫社会で育ってきたコ、
ミルクを信じて見守るしかありません。
順位付けするということは
そのときは姉の気持ちになっているのでしょう。

姉の気持ちと母の気持ちと
こどもの気持ちを
行ったり来たりするミルク。

おっぱいも
ムリにやめさせると
ミルクも不満足、すばる も不満足。

母の気持ちをしったミルクは
その日ぼーっとしている感じで
遊びにも熱中せず、ごはんも食べず、
トイレもいかず。

一方、すばる は好き放題。
ミルクのごはんに顔突っ込み、

オモチャに手を出し、
あげくに独り占めしようと、
ウーと唸る始末。

ミルクは全部譲ってあげ、
もう怒ることは、
一切しなくなりました。
すばる を見守る母の気持ちのミルクは
すばる 第一優先で、人がすることに
いちいち動じなくなりました。

ミルクも子供なのに…
このままオトナになってしまうのかなぁとさびしく思いました。

4日目。
相変わらずチュパチュパしたがる
すばるの体重は643gと減ってしまいました。


とりあえず夜は、
すばる をケージにいれ、
いつもくっついているのは
やめさせることにしました。

その夜、
ミルクも少しは遊ぶ気がでてきて
すばる、ミルクと結構遊んだのです。
ただ、ミルクが少し熱っぽい感じはしていました。

真夜中過ぎです。
ニャーと
もの言いたげに寄ってきたミルクが
突然嘔吐。
ウチに来てはじめてです。
その後も度々寄って来ては嘔吐。
吐くものもなくなり、胃液と唾しか
出ません。
トイレも下痢ぎみに。
明日は、いからし先生はお休みです。
状態をメモりつつ、緊急の連絡をすべきか朝まで見守ることにしました。

幸いにも、ミルクは
朝には普通にごはんを食べ、
それを嘔吐することなく落ち着き、
熱も下がり、
朝からじゃれる元気がありましたので、
このまま様子を見ることにしました。
5日目のはじまりです。

すばる がチュパチュパしたがるのは
寝起きと眠くなった時。
寝起きは、ごはんを食べるまでケージから出さないようにし、
眠くなってチュパチュパはじめたら
ミルクが、嫌になるという頃合いを見て
あとは鳴こうがケージで寝かすように
しました。

だんだん
互いの距離感が落ち着いてきたのか
すばる がケージから出ても
くっついて一緒に遊んだり、
ひとり遊びをしたり、
寝ちゃったり、
それぞれが人と遊んだり、
適度にそれぞれ過ごすようになってきました。

6日目。

ミルク体重3.6㎏
すばる670g

二匹とも大きくなってます。よかった。

ミルクの食欲は正常。
あの日以来、嘔吐はなし。
うん は、ちょっとゆるい。
原因はわかりませんが、
症状が続かなかったので
ストレスや、暑さ負けや、
いろいろ重なったのかなと思われます。
もともと寝言をいう猫でしたが
寝ながら唸っていることもあり
起きているときは
色々ガマンしてるのかなあ
と、思われます。

《母仕事の疲れをいやすミルク》


もっとも
すばる が甘えたいだけでなく、
ミルクが無性に甘えさせたくなるときが
あるらしく、
ミルクから
んるるる~んるるる~と
近寄っていくこともあり
たまに、すばる に
いまはあそびたいにゃと
逃げられることも…







そして一週間。
ミルクは
母性本能に目覚めた初日ほど
母の気持ちに支配されることもなく、
譲りたくないことは
ガマンしなくなってきた感じが
します。
すばる は
ひとり遊びや
ヒトにくっついてくることが
増えてきました。

二匹も、ヒトも、手探りで
日々過ごしています。



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4 コメント

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仲良し (黒猫屋)
2015-06-14 19:32:57
どうなることかと毎日気になっていました。
そういえば、実家でも虚弱なメス猫を飼っていたとき、仔猫二匹を引き取ることになったことがありました。いつの真にか共存してたっけ。

みんなが自然体で過ごせるようになる日も近いですかね。
私も黒猫と暮らした~いもちろん朔太郎もいっしょに。
返信する
Re:仲良し (ume)
2015-06-15 02:43:58
黒猫屋さま
ご心配おかけしてます。
これまで、おっぱい騒動になるコは
いなかったので、今回それが一番戸惑い
ました。
男の子は面倒見がいいので
朔太郎くんはいいお兄ちゃんになりそうですよ~
返信する
まぁ!」ミルクちゃん。 (ユキツバキ)
2015-06-15 10:57:33
 何だか胸がいっぱいになるおはなしですね。
 ミルクちゃんは、ヒト科の赤ちゃんほどの体重になったとはいえ、まだ自分も子どもなのに、真っ黒くろすけおちびさんの対応に戸惑っているみたい。
 抱き合っている写真は胸がじーんとします。

 彼らのお蔭で、大変だけど、活気溢れるume家ですね。
返信する
Re:まぁ!」ミルクちゃん。 (ume)
2015-06-15 14:11:45
ユキツバキさま
活気あふれまくりです。
猫たちがいなかった、
今まで
どうしていたんだか
思い出せないほどです。
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