小野冬由美さんの『十二国記』シリーズ。
前作の
『月の影・影の海』の続編です。
続編…とは言いながらも、『月の影影の海』とりんく…と言うより
時間軸では『過去』になるのでしょう。
本の帯にあるとおり、人間界で育った幼い少年≪泰麒≫(タイキ)が王を選ぶまでの事が描かれます。
人間界で育った麒麟・タイキ が 十二の国・十二の麒麟が居る この『異世界』に戻って生きて王を選ぶのですが…
このタイキという少年…いつも自分を『じぶんなんで居ないほうがいいのではないか』『自分は役立たずで』『周りの期待にこたえられない』と気に病むばかりで…
いつも萎縮しているのです。(デキの悪い私には共感できる事がたくさん
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)
それでも救われるのは このタイキ…素直で明るく、人なつこく、ヒネたところがない…。 かわいい少年なのです。
そんな少年が この異世界に戻って、訳のわからない世界で懸命に自分の責を果たすためにはどうしたら…と悩み成長する姿が繊細に描かれ
異世界の風景も繊細かつダイナミックに描かれています。
本の表紙に描かれているのは『ハクサンシ』…『タイキ』と同時に生まれ
『タイキ』を守る『乳母』的な存在。
魚の目 人間の上半身 豹の胴と足 爬虫類の尾を持つ 『女怪』フシギなフシギな世界です…。
また、この本は
『魔性の子』の前駆でもあります…。
魔性の子は、シリーズの中では『外伝』的な物語ですが…
もし…読んでしまったら…続きが知りたくなっちゃいますよ~~~
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