岐阜多治見テニス練習会 Ⅱ

虚無への供物

夢野久作「ドグラ・マグラ」の後は、中井英夫の長編「虚無への供物」(1964年刊行)だ。本日、ようやく読み終えた。昔から推理小説愛好家の間では、どちらも傑作だと酔い痴れている人々がいる。自分は、しかし、もう読み返すことはないだろう。夢野も中井も確かによく勉強している。部分的には強く引き込まれる記述もあった。しかし、なんか味気ないという思いは最後まで消えずに残ったままだ。人生には、どうにもならないことがある。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「四方山話」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事