岐阜多治見テニス練習会 Ⅱ

成瀬巳喜雄の「あにいもうと」

1953年の作品。
母親役の浦辺粂子が、
誰よりもいい。
主演女優の京マチ子よりも良かった。

いつもの、端役の婆さん役とは
一味違って、
いや、
一味どころか大いに違って、
いわば、映画に命と魂を吹き込んでいた。
あの、激しい兄妹喧嘩のシーンでの
浦辺の口をひん曲げての凄まじい演技、
あそこは圧巻。
浦辺粂子は、
ただ者ではない。

田舎の細い道がしばしば出てくる。
今まで僕が映画の中で見た道のなかで
一番いい。

成瀬巳喜雄、悪くない。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「映画の時間」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事