「巴里の女」を見る。
古いサイレント映画。
でも、今見ると、なぜか新鮮味を覚える。
言葉は必要最小限でいい。
おら、しかし、日常では、駄弁を弄することが多い。
洗練された会話、これに憧れる。
「巴里の女」、茶プリンの一級作品と比べると、
落ちる。
おらが一番気に入ったscene。
パーテイ会場で、
全身を布で巻かれた若い女性が、くるくる回り、
その布を太った紳士がくるくる回って自分の体に巻き取る場面。
(最後は、その女性は裸体を露わにするはずなのだが、
そのobsceneな映像は、しかし、銀幕上には出てこない)
もう一つ、印象的なのは、
人の動きの速さ。
たとえば、
冒頭で、
恋人たちが2階から地上に降りるのに3秒もかからない。
ピョンピョンピョン、いとも簡単に昇り降りする。
現実感の乏しい点が、逆に、面白い。
茶プリンの
サイレント映画、
いつ見ても、なぜかそこそこ惹かれるね。
底深い魅力がある。
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