ゼロから始めた田舎暮らし

水も電気もない北海道の原野を購入し0から始めました。

夫婦と犬2匹猫1匹馬1頭と鶏20羽の大世帯。

田舎暮らしの利便性について。

2011年09月06日 | 日記
先日、郵便配達のおばさん(お姉さんと言うには少々罪悪感が伴うので)が言うには「こんな不便な所によく越して来ましたね~?」

だそうです。

そこでふと考えるに、田舎に越してきて「不便」と言う感じをあまり感じた事が無いことに気づいた。

かつては、東京近郊に住まい、都心へも数十分で行ける所に住んでいました。

今なら、ちょっと歩けば、東京スカイツリーだって見えるところで犬たちの散歩をしていたわけです。

でも、よ~く考えると、こちらの方の生活のほうが便利なような気がします。

こちらの人達は(都会=便利)と言う固定観念にとらわれているのかもしれません。

で、具体的に田舎が(注、UncleBeeの住まう今の環境に限ります)如何に便利か!を、少し書きたいと思います。

まず、買い物ですよね。

確かに都会は物が揃います。

でも、普段消費する物って限られています。

ここではその殆どが手に入ります。

おまけに、選択の余地がありません。

つまり、どこで買おうか迷う必要が無いわけです。

食料品ならマーケット(弟子屈には2軒しか無い)

道具類なら小さなホームセンターか、金物屋。

花屋は2軒。

持ち帰りのお弁当だって、2軒もあります。

たとえば、都会ではカードが便利です。

現金を持ち歩かなくても、カードさえあれば快適な生活が出来ます。

田舎でも、カードは使えますが、それ以上に町が小さく人口も少ないのですぐに店員と仲良しになれます。

で、移住して三日目にすでに田舎のカードを使いました。

田舎のカード?

「つけ」です。

「とりあえずお金は後で持ってくるね」がかなり多くのお店で使えます。



サインもカードの読み込みも不要です。

奥さんなんか、町へ出ればお茶を必ず出してくれる知り合いのお店もあります。

UncleBeeも町役場ではコーヒーが出てきます。(以前、役場に怒鳴り込んだ事があるので、それ以降コーヒーが出るようになった)

と、まあけっこう便利です。

田舎は、個人でもけっこう広い敷地に暮らしています。

よって、家庭菜園なんかも盛んです。

と言うより、回りに農家が多いのも事実です。

直売場や個人でやっている販売場そしていただき物。

けっこう採れ立て無農薬のお野菜が激安もしくはただで手に入ります。

お肉も、鹿肉などはお願いすればい手に入ります。(頭も皮も内臓も付いたままの事が多いので、解体出来る事が条件ですが)

そのほかにも、家を建てる部材や水道や電気の配線の部材等も、田舎ならではの便利な調達方法がありまそた。

汽車は一日に数本のダイヤですが、スケジュールをちゃんと組めば、便利に使えますし、途中の景色は最高、のんびり汽車の旅なんて、都会ではめったに味わえません。

おまけに必ず座れますし、途中、鹿はもとよりオオワシ、丹頂鶴、広大な湿原、天を突く山々、とうとうと流れる大河、広大な牧場。

飽きません。

一時期、ちょっと肥料(牛の糞やオシッコ)を撒く時期には少々匂う事もありますが、これも地元繁栄の仕事ですから、我慢も出来ます。


そうそう、宅配のピザはありません。

マックもケンタッキーもありません。(たまに農協のマーケットでケンタッキーフライドチキンは売られていますが)

でも、美味しいお水と美味しい空気。

まわり中絶景だらけのここの生活のほうがUncleBee的には超便利な暮らしだと思うんですけどね~。

ふと庭先を見れば、鹿が遊び、狐が訪れ、空には鷹が舞い飛び、コズエにはアカゲラがリズムを奏でる。

テレビもネットも光ファイバー。

本はアマゾン。

手に入りづらい品物は楽天かヤフオク。

知り合いとの連絡はメールか携帯。

こんな暮らしのどこが不便なんだか、UncleBeeにはわかりません。

もう、渋滞や騒音、熱帯夜、排気ガスの臭う都会には住めません。
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2 コメント

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Unknown (うりむぅ)
2011-09-06 20:14:42
そうですね。僕が不便だと思うのは夜遅くに食事をする所が少ないので寂しいと言うぐらいですかねー。あぁ、そんな頃には寝てますか。へへへ。
返信する
Unknown (UncleBee)
2011-09-07 05:31:57
そうそう、夜遊びしても限度が8時ですからね。

まったく不便は感じていません。
返信する

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